還暦祝い
青年会議所(JC)の同期入会の仲間たちが、私の還暦を祝ってくれました。
1988年の入会ですから、30年経ったことになります。
JCは、40歳で卒業なので、今はそれぞれメンバーではありませんが、
同期入会というつながりで88会という名前で、30年のつき合いになりました。
ちなみに、
私は29歳で入会し、30歳で退会していますので、
1年半の在籍でありました。
にもかかわらず、
ずっとつき合いをつづけてもらえるのは有難いことですね。
年に一度の88会の総会でその年度に還暦を迎えるメンバーをお祝いするのですが、
昭和33年組は私一人ということで、赤いちゃんちゃんこを着て上座に座らせてもらいました。
父親の還暦のときのことを思い出していました。
親戚を呼んで宴会をしたのでした。
遠い将来、いつか自分も還暦というものを迎えるのだろうか、
それともそれまでに人生は終わるのだろうか、
漠然とした不安を抱えて生きていた頃でしたから、
自分が還暦を迎えるなどということはまったく実感を伴いませんでした。
ところが、
実際に自分が
「赤塚さん、還暦おめでとう」
と、
声をかけてもらい、お酒を注いでもらっても
やっぱり実感はともないません。
毎日心のどこかで
「大きくなったら、何になろうか」
なんて考えてしまうことがあります。
アホみたいですが、ほんとうのことです。
神さまから、そろそろ本当の自分を生きなさいよ・・・と、
肩を叩かれたような、
そんな気分がした還暦のお祝いでした。
30年前、出会った仲間たちも髪が白くなったり、髪がなくなったり、
遊びの話題ばかりだったのが、健康の話ばかりになり、
みんな歳をとりました。
わたしもそうです。
でも、
歳をとることと、弱ることは違うことです。
肉体は衰えていきますが、魂は熱く盛んに燃えてきます。
いよいよ霊を強め、
この世に勝利して、
神さまの栄光を表す歩みをしたいと願わされます。
わたしにしかできない「聖なる約束」を果たして、
いつに日にか魂のふるさとに還る日を楽しみに、今日も喜んで生かしていただきます。