赤塚高仁ブログ

2年前のこと

2018.08.22

ついさっき会った人のことも、
忘れようとしても思い出せない。

朝ごはん何食べたのか思い出そうとしたら、
食べてなかったことを思い出した。
だんだん
記憶することが容易でなくなってきたのでしょうか。

感動することがないから、
記憶ができないのだと、
学者が言ってました。
歳をとるとボケるものでしょうか。
いいえ、
糸川先生は、80歳のときも
人の話をメモしませんでした。
でも、
しっかり覚えておられました。

昔、ビデオを長時間録画して残しておくと、
あとで、
どこに何を録ったのかさっぱりわからず、
結局は二度と見られなくなったものです。

きっと
私たちの頭の中にもメモリーはあるのでしょう。
それが取り出せなくなっているのだと思えます。

フェイスブックに「何年か前の今日」
というのがあがってきます。
こういうのはコンピュータの領域ですね。

2年前の昨日
東京でスピーチをしました。
銀座のホテルでした。
映画「リーディング」の資金集めパーティー
吉元由美さんが発起人となって、
そうそうたる出席者でした。

イスラエルからみた日本、
といった話をしたように思いますが、
記憶がありません。
覚えているのは、
話が終わるとすぐ一人男性がやってきて、
名刺を出され
「作家の本田健と言います。
僕はユダヤの本書いてるんですが、
イスラエルに行ったことがないんです。
僕をイスラエルに連れて行ってください」
と言われました。
本田健さんは当時、一切顔出しされてなかったので、
名前しか知りませんでした。

あれから2年
本田健さんとイスラエルに行きました。
その旅は、
30年に一度あるかないかというくらい、
私の人生を変えてくれました。

自分を生きる。

それこそが神さまとのお約束なのだと、
しみじみ思うのです。

人生はドラマ。
自分だけのドラマ。
誰でも自分が主人公。
だから、
これでいいのだ!

大事なことは
ちゃんと覚えているのだ。

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