2012年の12月です
5000年も続いているマヤ歴が、2012年の12月21日で終わっているのは、その日世界が滅亡するからだ。
そんな話が大好きな人たちにとっては、待ちに待った2012年の12月になりました。
確か、1999年7の月にハルマゲドンがやってくるという「ノストラダムスの大予言」ってのもありましたね。
・・・ちなみに、ハルマゲドンって・・・? 怪獣の名前??
いえ、聖書にも書かれているイスラエルの地名です。
だから、ハルマゲドンはやってこないのです。
そんな終末論に振り回されるほど、この国は豊かなのかもしれません。
本当に、毎日毎日、生きるのに精一杯なら、きっとそんな馬鹿げたことに時間使っちゃいられないですから。
ワシらの国は、選挙で騒いでいます。
「脱原発」「卒原発」・・・ それにしても、政治家が世の中を変えてくれるという期待は誰ももう持っていないのではないでしょうか。
日本をなんとかしなきゃいけない!! 政治家が叫んだところでどうなるものでもないでしょう。
明治の時代とちがい、大きな古い船を動かすのは、古い水夫じゃないでしょう。
古い船も新しい船のように、新しい海に出ます。
世界の情報が、瞬時に、しかも、ひとりひとりにつながる時代です。
ワシらひとりひとりが、変容し、新しい海に出る覚悟をもつことでしか、世界は変わらないようにワシは思うのです。
政治家たちが、悲しいウソを並べ立て、何が本当のことなのかわからなくなった今だから、ワシらは日本人の根っこに触れる必要があります。
だから、ワシは「古事記」を読みます。
欧米の文明の根本が「聖書」であるように、ワシら大和民族にとって「古事記」は民族の背骨です。
2012年は、古事記編纂以来1300年の節目でもあります。
日本人とは、日本という国の歴史を共有する人々のことを言うのです。
ですから、日本の国の成り立ちや、建国の物語を知らない人は、日本人ではないのです。
これは、世界の常識です。
魚に水が見えないように、鳥に空気が見えないように、日本人に日本が見えません。
ちなみに、日本は、建国以来2672年、ただの一度も途切れず、神話からつながる大君が中心となって続いている世界唯一の国です。
そして、その誇り高き歴史を国民に教えない、世界で唯一つの国でもあります。
原爆が落ちても、地震が来ても、津波が来ても、原発が爆発しても、ワシらの祖国は滅びません。
でも、天皇がなくなれば、日本は終わります。 それが日本の国体だから。
伊勢神宮は、天皇の御先祖である天照大神が奉られている、世界最古の生きている宮です。
125の神社の集合体である、伊勢の神宮では年間1500回を超える祭が行われています。
なかでも、10月の神嘗祭、6月12月の月嘗祭には天皇の勅使が来られる三大行事です。
粛々と執り行われる真夜中の儀式、1300年以上変わらぬその姿に触れる時、ワシらのDNAのスイッチがオンになります。
それが、「神話を体感する会」なのです。
全国から奉観希望者が殺到しますが、夜の伊勢神宮境内に入ることを許されるのはわずか300人ほど。
180人の枠をいただいています。
残りわずかですが、体感していただけるでしょう。
ワシは、日本人が日本人であることに目覚めることが、世界をよくすることだと本気思っています。