4次元の時空「あんでるせん」
長崎はハウステンボス近くの小さな駅「川棚」
初めて訪ねたのは、20年ほど前のことでしょうか。
駅前にある喫茶店「あんでるせん」に入るためです。
ここのマスター、久村俊英さんはワシらの知らない世界を垣間見せてくれます。
全国から「あんでるせん」を目指してやってくるものですから、容易に店に入れませんでした。
30人も入ると満員です。
一度目は、入ることができませんでした。(当時は、入場は先着順でしたので)
翌日、もう一度行ってみるとやっぱり行列ができていて、無理かとあきらめかけたとき、
なんとその先頭に並んでいた人が、「赤塚さん!」と
え、 静岡の○○さん・・ 一緒にイスラエルを旅した糸川先生の門下生・・ なんで・・ と立ち話をしていたら、
シャッターが開いて押されるようにして先頭で中へ。
改めて思いだすと、これも奇跡ですね。
やがて、久村さんが現れて最初の一言 「昨日は、入れなくてすみませんでした。でも、あなたが今日ここに来ることは生まれた時から決められていました」
と言って、ワシの両親の名前、それに、ワシも知らなかったワシの生まれた時間まで言い当てられます。
そのあと二時間ほど、とんでもない現象を次々目の前に見せられます。
その模様は、この人のブログで体験してくださいな。
ワシ、「蝸牛が翔んだ時」っていう本の中に久村さんのことを書いたのですが、勝手に書いてはいけないかと思い、
手紙でそのことを伝えようと、長崎のお店あてに津市の近所のポストから投函しました。
夕方の6時ころだったと思います。 原稿と手紙です。
翌日の午前10時ころ、久村さんからワシの会社に電話がありました。
「あかつかさんによろしくお伝えください」 と、事務の鈴木さんが、外から帰ったワシに伝えましたが、
ワシはひっくり返りそうになりましたね。
携帯もない20年も前の事、夕方出した手紙が翌朝、長崎に届くなんてあり得ないし、第一、久村さんがなんでワシんとこの電話番号知ってるのか??
久村さんはこう言います。
「私だけに与えられた特別な能力ではありません。
誰もが持っている力ですが、多くの人は ’’できない’’ と決めています。
人間の能力は無限です。 天とつながれば不可能などありません」
わからないことは、わからないままに置いとくことも大事ですね。
「知らないことも知らない世界」は、あまりに大きくワシらの「考え」の外側に広がっていますから。