7月になりました
２０１７年 半分が過ぎました。
時の流れが加速しているのでしょうか？
あまりに早すぎます、
と、思うのは私だけでしょうか・・・
歳をとると時間が早く過ぎると言いますが、
私も歳をとっているのですね。
老いるというのは苦しいことです
これまでできていたことができなくなり、
ずっと先のことで、自分と関係ないとも思えた
「死」が近づいてくるのですから。
病になるのは苦しいことです。
健康の時はあたりまえだったことが当たり前でなくなり、
やりたいことができなくなるのですから
不自由になるのは辛いことです
そして、一切を手放さなければならない
死ぬということは苦しいことです
普段片づけするのも、モノを捨てるのも躊躇するのに、
ある日突然すべて強制終了
この世から自分が断捨離されるということ
想像を絶します
老いて病んで死んでしまうこの世に、人はどうして生まれてくるのでしょう
そんな世界に生まれてくるのも苦しみです
「生老病死」この４つの苦しみから解放される道はないのか・・・
２５００年前にその答えを示してくださったのが仏陀でした。
「自分のことを考えなければいい」
つまり、
人のために命をつかう「利他」の実践をしている間だけ
「苦」から解放されるという真理を発見されたのでした。
それが「苦集滅道」
苦からの解放の実践方法が「八正道」
２５００年前から人は何も変わっていないのでしょう。
何度も死に変わり、生まれ変わってこの世にやってくるということは、
まだまだやり残したことがあったといういうことのようです。
どんなに時が流れても、どんなに時代が変わって
変わらない本当のことがあるはずです
だからこそ、ブッダの教えもイエスの言葉も色褪せません
それを探す旅が私たちの日々の暮らしです。
新しい月、
時の流れの中で、今日一日が確かであれと願います。
在るべき自分で、いるべき場所にいましょう。
生かしていただいて、ありがとうございます。
