8月最後の日曜日は長崎で
長崎は今日も雨だった、と書き始めたいのですが、
とてもいい天気です。
いったい私にとって、何度目の長崎でしょうか。
生まれて初めて長崎にきたのは、サラリーマン時代でしたね。
会社の先輩が買った「ソアラ」という新発売で当時最高の車に乗って、四国は高松から走っていきました。
四海楼でちゃんぽん食べて、
福砂屋と間違えた、それによく似た名前のカステラ屋さんでお買い得切れ端セットを買って帰りました。
いつも初めて来るところでは、
「ここに来るのも最初で最後かも知れない」と、写真を撮り、
思い出や、とお土産を買ってしまいます。
その昔は、どこに行っても絵葉書セットを買って、
勿体ないから出さずにおいて、いつしか色あせて出せず、
段ボールにたまってしまってました。
母さん、僕の絵葉書段ボール
どこへいってしまったのでしょうか。
サラリーマンやめて、壱岐対馬の友達の結婚式に来たのがその次の長崎でした。
その頃読んでいた船井幸雄先生の「直感力の研究」という本の中に、
長崎、大村線の川棚駅前「あんでるせん」のことが書かれていて、
対馬の結婚式の翌日に訪ねたことで、私の新しい運命が拓かれました。
ここをクリック 25年前のことです。
「あんでるせん」に行っても、「あれはマジックだった」で片づけてしまう人もありますが、
私にとっては、
人間の持つ無限の可能性を止めるのは「自分の考え方」なのだということを、
心底教えてもらえる場所です。
自分勝手に作り上げた、「私という錯覚」がモノの見方を固めてしまうのですね、
だから、
いつもひらりと軽くあらねばならないと思うのです。
まったく何も知らないのですから、私たちは、本当のことを。
目の前で起こる現象がすごいという以上に、マスターの存在そのものが奇跡であると思えます。
でも、20回以上訪ねることになるとは、
初めて行ったときには思いもよりませんでした。
「ここに来るのも最初で最後かも知れない」と思いましたから・・・
人を連れてゆきたい、伝えずにはいられない、という血が湧き上がってしまうのです。
私の中の「伝道者の元型」でしょうか。
33名貸し切りにしてもらったこともあります。
去年の一月、
安倍昭恵さんをお連れして、あんでるせんのマスター久村さんも喜んでくれました。
ここをクリック「首相夫人が来られるなんて、こんな日が来るとは思いもしませんでした。
こつこつ続けているといいことがあるのですね」
マスターがしみじみ言いました。
私も、まさか首相夫人をお連れするなんて夢にも思っていませんでしたよ。
「聖なる約束」の出版記念会、京都KBSホールで出会った長崎の婦人のご縁で、
長崎聖書塾も開かれたのでした。
原爆資料館のホールでも、やまとこころのキャンドルサービス講演させていただきました。
訪ねる土地も、出会う人も、
いきさつを超えて、目に見えない大きな力が働いて導かれてゆくように感じます。
今日は、水素事業の説明会で長崎に来ていますが、
事業説明会の前に、午前中やまとこころのキャンドルサービス講演です。
いきさつを超えて出会う、新しい仲間のために、
魂燃やして語って参ります。