ゼロ宣言しました!
ゼロ宣言とは、住まれる方の立場に立ち、造る側の都合を優先させないという考え方です。
海外の美しい街並みや家を見ると、住まいは文化だと思わされます。
ワシが20年前にシアトルに行った時のベルビューの住宅街が、美しい街を生み出したいと願わされた始まりでした。
ところが、我が国では住宅は「産業」となっていて、大きな会社が宣伝をドンドン流し、工業化製品が使われてゆきます。
アルミサッシのように熱がすぐ伝わる物は、海外の住宅では使われません。もちろん、合板の床材やビニルクロスなどの有害な物質を出すものや、神経毒の農薬を白アリ防止に使うこともないのです。
日 本で当たり前に使われるIHヒーター、ほとんど欧米では見当たりません。 それは、電子レンジの5倍もの電磁波を出していることを情報として知らされ、後は自己責任という考え方の結果なのでしょう。本当にいいものであれば、世界 中に広まるでしょう、このiPadのように。
一つひとつあげるとキリがありませんが、とにかくお客さまのマイナスになるコトを家から排除し、完全にユーザーの立場に立ち、家づくりを
「産業から誇りある文化へ」修正するための決意と実践が、ゼロ宣言なのです。
魔法の家の完成以来、多くのお客様とお出会いいただいています。
プランも進んで、カタチが生まれようとしています。
しかし、見積りをしてゆく中で突き当たるのが、手間と時間とコストの問題です。
いいものは、高くて当たり前…それでは広まらない、単なる自己満足で終わってしまう。 だから、志ある仲間が必要なのです。共同購入することでコストを抑え、大手ハウスメーカーの工業化製品の家と同じくらいの価格で建てることができるようになりました。
モデルハウスも、立派なカタログやパンフレットもない小さな会社ですが、縁あって出逢わせていただけたお客さまの笑顔と健康のために顔晴ってます。