赤塚高仁ブログ

言わなくてもわかるやろ

2014.11.17

 あうんの呼吸・・・そんな言葉、世界中でわかるの日本だけかも知れません。

言わなくてもわかるやろ。

そやね。

 

 自己主張をすることが正義、言わなければわからない、だから議論する能力を磨きましょうと高校でディベートを教える。

声の大きい人の意見が通る。

人間だれしも利己的に考えるものです。

でも、私が子供の頃、両親から「みっともない」ということを常に言われました。

みっともないことはしてはいけない。

卑しいことはしてはいけない。

浅ましいことはしてはいけない。

はしたないことはしてはいけない。

・・・道を歩きながら、ものを食べるなどということは断じて許されませんでした。

いまでは、スーパーマーケットで買い物途中に飲みモノを子供に飲ませ、その空いた容器をレジに持っていって代金を払うお母さんもいます。

店のモノをお金も払わないで、他のお客様の前で飲むことははしたないことです。

海外から来た人たちも、日本人の一人ひとりの姿に目に見えない美徳を感じていたようです。

終戦間際に、フランス人のクローデルという元駐日大使はこう言っています。

「この地球上からただ一つだけ滅びてはならない民族をあげるとしたら、それは日本人である」と。

なぜ日本人を滅ぼしてはならないかというと「みっともないことをしない国民だから」というのです。

 

 みっともない

 

このひとことに、無限の意味が含まれていますが、それを察知するのが日本人でした。

学校で教えるとか教えないという問題ではありません。

学がある人ほど、みっともなかったりしますもの。

大臣と呼ばれる政治家が、みっともない姿で辞職に追い込まれていく姿はあわれです。

野心や虚栄心をむき出しにし、お金や社会的名声を求めて走っている姿が、世界から賞賛された「みっともない」ことをしない国民性を失わせてしまいました。

会社のなかでの共通言語を英語にするなどというおぞましい発想から離れ、やまとこころを取り戻すことが大切なときとなったようです。

もしも、「みっともない」ことを平気でする民族にヤマト人がなりさがったら、

地球上から日本がなくなるのは時間の問題となります。

そして、日本が滅びたら世界が亡びます。

 

 いま、日本において目に見えない美徳を生き方をもって命がけで伝えておられるのが、今野華都子姉です。

全国13か所で開かれている古事記の勉強会に是非ご参加ください。

 

http://blog.goo.ne.jp/konno_2011/c/9a0ece85c620c6fa5d27dd02f3e3c924

 

 

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