ひとこと言っておきますけど
「こうじさん、夕方は津にいますか?
東京に帰る前に、少しお話しましょう・・・」
我が、魂の姉 今野華都子さんから、京都での600人講演会の翌日電話をいただきました。
5時に津駅でお迎えし、プレーゴⅡ、猪俣憲一さんのイタリアンレストランに。
「ほんとうに、よくやりましたね。
二人はまるで
少年の時間に戻ったようにように、
心から湧き上がってくる澄んだ言葉を、
軽やかに発していましたね。
こうあらねばならない作った言葉ではなく
支配する恐怖の言葉ではなく
尊い思いを言葉にしてくださいました。
私はお二人の道備えをさせていただくだけで幸せでした。
会場の隣の御所に陛下もお越しになられていたことは、素晴らしいことでした。
陛下が私達に示してくださる「やまとのたましい」のままに、素直に光の道を歩いていきましょう」
そして、
「あなたが、赤塚建設という経済活動をしながら、この活動をしているから、
人は、あなたの言葉に耳を傾けるということを忘れてはなりませんよ」
と、言ってくださいました。
ともすると、賞賛の中で、自分を見失い、持ちあげる言葉に調子に乗って、道を踏み外しがちな私です。
世界中のだれよりも、賞賛を渇望している私です。
そんな者に、あの伝説の講演会の翌日にわざわざ津にまで来てくださって、ご馳走してくださり、
さりげなく魂にメッセージを届けてくれる姉の愛情に泣きます。
ああ、なんと豊かに祝福されていることか。
日常の当たり前の風景の中で、自分から光を発し、一隅を照らす存在となることを実践して見せておられる姿に頭を下げる私です。
さて、水屋神社宮司の妹であり、もう一人の我が魂の姉、宮崎和子さん。
彼女は、私を23年間「ひらりくん」と呼びます。
いつも、ひらり ひらりしてるからだそうです。
ペリリュー島から帰って来た軍医、上島先生のお嬢さんの佳代子さんと一緒に京都に来てくれました。
昨日、御挨拶に伺うと
「ひらりくん、ひとこと言っておきますけど、
あなた、ちょっとかっこつけすぎ。
それに、有名人好きで、そんな人たちに囲まれて調子に乗ったらダメよ。
それから、講演でも 古事記を知らなかったら日本人じゃないみたいな言い方、
感じ悪いわ。 いやな気持になる人いるわよ・・・・」
機関銃で打ち倒されました。
「・・・ ま、それでも よくやったわ。 立派」
自動車は、アクセルだけでは走れません。
ブレーキがあって初めて運転が可能です。
私には、超高性能のブレーキが備えられていること、魂から感謝します。