見えない世界でおこっていること
「こうじさーん、ねえちゃんだよーーー」
この電話は、とても素晴らしいことが起きたときの声だ。
それも、とびきり不思議なことが。
「いまから台湾の洗心洗顔塾に行くんだけど、あなたに報告があって・・・
私がリンゴ食べられないって、あなた知ってた?」
いいえ、なんでも美味しそうに召し上がる姉さんですから、
好き嫌いがあったなんて知りませんでした。
「私ね、ずっとリンゴが食べられなかったのよ。
それが、あの日を境に食べられるようになったの。
まるで、何かの呪縛が解けたかのように」
あの日とは、11月15日 京都の「聖なる約束」出版記念講演会の日のこと。
ステージの後ろには、巨大なステンドグラス。
そこに描かれていたのは旧約聖書、創世記のアダムとイブ、そしてノアの箱舟。
ノア・・・ 奇蹟の地鎮祭が思い出されます。
https://www.akatsukakensetsu.co.jp/news/2013/12/21-01808.html
それから、やまとこころの道場へとエピソードは続いてゆきました。
https://www.akatsukakensetsu.co.jp/news/2014/02/02-01898.html
去年の今頃だったでしょうか、初めて華都子姉さんに伊勢の土地を見せてもらったのは。
荒れ放題の建物は、雨が降ると部屋中が水浸しになるほど傷んでいました。
ここが、ヤマトを救うノアの箱舟になる・・・そんなことを思わされた奇蹟の地鎮祭からやがて一年。
まさに激動の時の流れでした。
正月を挟んで、わずかひと月の工期で道場を完成させてもらえたのも、まさに神業。
以来、断食セミナー、伊藤宮司のお話会、古事記勉強会と全国から同志が集っています。
ステンドグラスのノアの箱舟は、私にとってやまとこころの道場「華雅庵」の象徴でもあるのです。
京都の人も知らない、ステンドグラスを発見したのは親友、出路雅明兄の社長交代パーティがあの会場で行われたから。
https://www.akatsukakensetsu.co.jp/news/2014/02/15-01927.html
しかも、ヘブライ語で創世期第一章「初めに神は天と地を創造した・・・」と大きく書いています。
イスラエルの旅があって、舩井勝仁という友と一緒に本を書くことになることも、出版記念会をあの会場で開催することも、
あらかじめ決められていたことなのでしょうか。
あの会場で、あのイベントをすることで始まる新しいエピソードも生まれてくるのでしょう。
来年、1月11日 長崎原爆記念館平和ホールにて一年の最初の講演会がスタートすることもそのひとつです。
これが、いなくんが言っていた「パウロからのメッセージ」
本当のことになりました。
華都子姉さんがリンゴを食べたとき、きっと世界にかけられた魔法が解けて、人の心にやまとの灯がともる。
なんだかそんな気がしてなりません。
日常生活の中で、私たちの思考は理性や論理に偏ります。
理屈は大事ではあるのですが、そこにとらわれると、本当は自分はどうしたかったのかが見えなくなってゆきます。
誰かに相談しても、答えは自分が知っているのです。
私たちは、もともと直感で生きているはずです。
それを、いくつもの理論を積み重ねて決定したような気になっているのかも知れません。
大切なことは目には見えません。
風の中にある魂へのささやきを聞きましょう。
ここから先は、これまでの時代の延長線上にはありませんから。
ひらり とJUMPするのです。
得ることより、捨てることの方が大切な時のようです。