約束の日
2014年 最後の月となりました。
激動の一年が、あとひと月でお終いです。
今年という人生の中でも大きな節目の年の締めくくり、大切にしたい12月です。
さて幻冬舎の広告が、新聞で大きく展開されています。
「約束の日」安倍晋三試論
強い日本、豊かな日本へーーー。
成し遂げたこと。
果たし得ていないこと。
・・・文学とは対極にあるような政治をとり上げて、小川栄太郎さんが書いています。
それをどうして私が、ブログにとり上げるのかというと、
二人の人物の辞世がそこに書かれていたからです。
「身はたとひ 武蔵の野辺に
朽ちぬとも
留め置かまし 大和魂」
吉田松陰辞世
「散るをいとふ 世にも人にも
さきがけて
散るこそ花と 吹く小夜嵐」
三島由紀夫辞世
なんと、この二人は同じ日 11月25日に亡くなっています。
吉田松陰は首をはねられ、三島由紀夫は陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺して。
三島は、自衛隊のバルコニーでこう演説しています。
「・・・ 諸君は武士だろう。
諸君は武士だろう。
武士ならば、自分を否定する憲法を、どうして守るんだ。
どうして、自分を否定する憲法をだね、
自らを否定する憲法というものにペコペコするんだ・・・」
国を愛する・・・そう言うと、すぐに戦争を賛美するとか、右翼だとか言われるのは何故でしょうか。
世界中のどの国の人々も、自分の国を愛するのを当たり前に思っています。
自分の両親を敬い、愛することは当たり前のことで、モーゼの十戒にもあります。
家族を愛し、職場を愛し、街を愛し、地域を愛し、国を愛し、世界を愛し、地球を愛し、宇宙を愛し、神を愛す。
そして、神に愛され、宇宙に愛され、地球に愛され、世界に愛され、祖国に愛され、地域に愛され、街に愛され、職場に愛され、家族に愛され、両親に愛されて私たちは生きるのです。
愛したら愛されます。
愛されるより愛したい。
素直になればわかるはず、祖国を愛するとき、戦争はできなくなることを。
国を愛することと、戦争をすることとは別のことなのです。
祖国を愛せない人は、自分への誇りも失ってしまうことを。
イエスという人は、強烈な愛国者でした。
マルコ伝の中で、イエスはこう言っています。
「『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』 これより大事ないましめは、ほかにない」と。
私たちの祖国、日本。
世界の最後の希望の国、日本。
魚に水が見えないように、日本人に日本が見えません。
私は、ずっと安倍晋三さんを心から応援しています。
前総理のときからです。
この方が、日本の間違った憲法を改正してくださらなかったら、もはや誰もできないでしょう。
いまの日本の憲法はアメリカが作ったもので、日本人が作ったものではないから、ちゃんとやまとこころで作りましょうというのは当たり前のことです。
新聞で信じていいのは日付だけです。
約束の日という本を読むことはないと思いますが、日本よ永遠なれと祈りつつ選挙の行方を見守ります。