魚に水が見えないように
祝日に国旗を掲揚しているのは、どうやら町内で私だけのようです。
祝日を祝うのは、国民として当然のことと思うのですが、国旗を掲揚している人の方がおかしく思われる・・・
どこかが狂ってるようです。
世界中のどの国でも、自国の国旗がもっとも多く掲揚されているのは当たり前のことです。
でも、我が国では最も多く掲げられているのはイタリアの国旗です。
二番目がフランスの国旗。
三番目が、日の丸。
日本料理屋さんに日の丸を出してくれとは言いませんが、私の子供のころは祝日には国旗がどの家の玄関にもありました。
正月ともなると、日本中に日の丸があがりました。
「これでいいのだ!」ブログも海外からメールをいただくようになりました。
「 初めまして。
テンプルビューティフル光田菜央子さんのブログを読んで赤塚さんのことを知りました。
ここ一カ月ほど毎日ブログを読ませていただいています。
ブログについてお礼を申し上げたかったので、お仕事先のアドレス宛てで失礼します。
今日はこちら(スウェーデン)は、スウェーデン国王妃の誕生日です。
日本は天皇陛下のお誕生日。
今日赤塚さんのブログを読みながら私も涙が出て参りました。
朝起きて一番にNHKのウェブニュースで陛下のお言葉が抜粋されていたのを読んだのですが、
陛下のお言葉に含まれた深い想いと願いに、
かつてないほど心打たれて胸が一杯になりました。
こんな風に感じたのは初めてでした。
そしたら赤塚さんがブログに書かれていたのでそれを読んでいくうちに涙が出そうになりました。
今こちらでは近所の家いえでスウェーデン国旗が掲げられています。
私の子供のころはまだ近所のお宅で日本国旗が掲げられていました。
が、いつの頃からかそれを見ることがほとんどなくなりました。
私は特に信仰心が篤いということも、日本人としての心の在り様をあまり意識したこともないまま今に至ってしまいました。
けれども3年前にスウェーデンに移り、様々な国籍の人たちと接したり、国旗がごく普通に掲げられている風景を目にしたり、
本を読んでいるうちに、何故自分は日本人として生まれてきて、今ここにいるのだろうと考えるようになりました。
今ここで私にできることはないだろうか・・・と。
そんなときに赤塚さんのブログを知り、読ませていただくようになったのです。
読むたびごとに赤塚さんの真摯でまっすぐで熱い想いに心打たれ、
うまく表せないのですが、長い間忘れていた「心」に再会したような、何とも懐かしい気持ちを思い出させていただいているように感じています。
一言では表せないのですが、本当に、ほんとうに、どうもありがとうございます。
クリスマスイブは、こちらでは家族が集まる一年で最も大切な日となります。
赤塚さまとご家族にとりましても、心穏やかで清々しい一日となりますようお祈り申し上げます。
感謝をこめて」
スウェーデンのハルムスタッドというところからのお便りでした。
魚に水が見えないように
鳥に空気が見えないように
日本人には日本が見えず
人には自分が見えない
大切なこと、教えられるメッセージを届けてくださったこと感謝します。