パクリの構造
我が師、糸川英夫博士とイスラエルのハイテク視察をした時のことです。
今から20年ほど前のことでしょうか、死海のほとりにある、とあるキブツを訪問しました。
ちなみに、キブツとは共同生活をする集団農場が始まりで、建国後間もないイスラエルを守り、支えるために生まれたものです。
参加する一人一人が、自分の能力を皆のために役立てる、世界で唯一社会主義思想が有効に機能している組織と言えましょうか。
今では、農業のみならず、ホテル、IT、ハイテク、あらゆる産業がキブツで行なわれています。
イスラエルのハイテクは、世界一だということは、あまり知られていませんね。
ノーベル賞の受賞者で、最も多いのがユダヤ人、アインシュタインもそうです。
彼らの発想がスゴイ。
その根底にあるのがユダヤ教、信仰は、目に見えない世界へとつながり、新しいものを産み出してゆくのでしょうか。
先日の住環境の勉強会で紹介された、世界一の放射能測定器、イスラエル製でした。
嘘発見器も世界最強の鍵もイスラエル製です。
さて、 糸川博士とキブツを訪ねたときのこと、メンバーの中にある大手電器メーカーの開発者がいました。 そのキブツで開発された、低周波で肩コリや筋肉痛を緩和させるための携帯用の機械を興味深そうに手に取り、サンプルに持ってゆきました。
しばらくして、その大手メーカーから大々的に売り出されたのは、洗練されたデザインに姿を変えた、低周波肩コリ治療器でした。 イスラエルのこと、ひと言の説明もなく。
担当者に聞いたら、もともと自分でも考えていたとの返答。
糸川先生、烈火のごとく怒り、メーカーに乗り込み超有名なその家電メーカーの会長に言いました。
「あなたには、新しいものを産み出すために一番大切なことが何かわりますか?
発想力です。日本人は、マネをすることはどこまでも上手になった。
けど、発想した人に対する敬意がなければ、マネは真似され、この国は滅びますよ。」
逆転の発想、前例がないからやってみよう、糸川英夫博士の声が聞こえるようです。
澤田先生の開発した、トリプル断熱+ゼロ宣言+生体エネルギーの神様が宿る家。
静岡に、パクリの会社が現れました。
スゴイHPです。 一字一句間違えないように作られています。
花には蝶
ウンコには蝿
ちょうどいいもの同志が集まります。
キレイに咲いていたいですね。
二度とない人生だから。