日本が世界に発信すべきメッセージとは
天皇、皇后両陛下ご即位10年の会見の時、皇后 陛下が
「日本が世界に発信すべきメッセージとは」との質問にお答えになったのを読み、
魂の底から感動しました。
「一国が発信するメッセージは必ずしも言葉や行動により表現されるものばかりとは限らず、
たとえば一国の姿やたたずまい、勤勉というようなその国の人々が長い年月にわたって身に付けた、
資質や習慣というものもその国が世界に向ける静かな発信になり得るのではないかと考えるようになりました」
・・・なんという、美しい御言葉でしょう。
男女同権といった間違った価値観を植え付けられ、男と競うことがあたかも女性の地位の向上のように思わされ、
己の考えを通すことが強さだと信じている人をみると、実に哀れです。
生物的にはメスであっても、女性のあるべき姿とは違うように思えるからです。
女性として国に貢献する生き方とはなんでしょうか。
女性は、いかに社会に出るかということばかり考えるのでなく、
日本という国に生まれた喜びに気づき、やまとなでしことしての資質を自らに見出してゆくとき、
おのずと輝く女性になってゆくのではないでしょうか。
皇居で天皇、皇后両陛下に御会釈賜り、天皇陛下に御言葉をかけていただいたとき、
すぐ横におられる美智子皇后陛下のまなざしに涙がこぼれました。
ひとことも言挙げせずとも、魂に語りかけてくださるその姿こそ、ヤマトが世界に発信するメッセージそのものでしょうか。
250キロの爆弾を抱いて敵に体当たりしていった英霊たちは、愛する祖国、家族、そして愛する人を守るために自分の命を捧げてくださいました。
言葉や行動によって表現できない、目に見えない美徳。
それこそが日本の宝。
本来あるべきヤマト人としての姿、男も女も見直すべき時がきています。
ありがたいことに、私たちには天皇、皇后という美しい御手本に恵まれています。
日本よ永遠なれと祈りつつ、今日も自分からいい日にさせていただきます。