不思議の国のなおこ
なおこさんが初めてイスラエルに行った時のことは、おとといのブログに書きました。
https://www.akatsukakensetsu.co.jp/news/2015/01/31-02621.html
やはり、気持ちは通じあえるものですね。
彼女も、旅のメンバーで今後絶対に友達になりたくない3人のうちの一人がアカツカだったそうです。
ところが、旅の一番最後の私のスピーチを聞き
「あ、この人の講演会を東京で開催しよう!」と直感したという。
さすがに、このへんの好き嫌いを超えた行動が、多くの人をして彼女を「男前」と言わしめるところでしょう。
http://caycegoods.exblog.jp/23413367/
そして、なおこさんの兄、光田秀さんとの運命的な出逢い。
その時の講演会は、いま思い出しても胸が熱くなる魂のふれあう素晴らしい時空となりました。
復刻版として限定販売されましたから、
http://www.caycegoods.com/shop
是非この機会に手に入れて、ご覧になってください。
「テンプルのお客様は、とてもレベルが高いから何を話しても大丈夫よ」
3時間の講演時間をいただいて、初めてのテンプル単独講演です。
場所は、お茶の水、会場の窓からはニコライ堂が見え、鐘の音が聞こえます。
思えば、33年前 私は、この街に毎日いました。
明治大学の校舎はすっかり変わり、建物もお店も様変わりしたけれど、お茶の水は私の故郷の一つです。
肩まで髪を伸ばして、ギター背負って歩いていた街に、
いま、薄い頭で聖書を持って講師として神話と天皇とキリストを語る。
人生は、不思議なものです。
そして、光と喜びと希望に満ちている世界です。
自分勝手に作り上げた 「私」 という錯覚から離れるとき、見えなかった風景に気づけるのでしょうか。
自分を縛るものは、この広い宇宙で自分以外にはありません。
そして、自分を信じることから、本当の人生が始まるようです。
33年前の自分が、この講演会場にいて、赤塚講師の話を聞いたらどんな風に思うことでしょう。
きっと感動して、とても素敵だと思うに違いありませんね。
素晴らしい講演会でしたから。
あの頃、人前に出るのが何よりも苦手で、バンドを組んでライブをするとき本番前にアガると、逃げ出したくなったものです。
緊張して、演奏して、歌って、語って・・・終わった後、言葉にできない気持ちが胸に満ちるのは今も変わりはありません。
「胸の奥の方にある、熱いモノを伝えたい」
その思いだけで今日まで生きてこれたのかも知れません。
今でも、人前に出るのは苦手です。
でも、苦手なことが人を成長させるっていうのも本当のことのようです。
なおこさんと出会うことで、ずっと昔からつながっている自分の中の縦の糸を思い出すことができました。
ぶれまくって生きてきた自分の中で、変わらないものを発見することはとても重大なことです。
ところで、スピリチャルな世界の人たちの中には、現実の問題を直視できない人も多いようです。
その最たるものが「経済活動」です。
「お金のいらない世界を!」と叫ぶ講師は、お金を貰って帰るけど、お金を嫌う人を、お金も嫌います。
だから、嫌われるところには集まりません。
同じように、人も人が好きで人を愛する人のところに集まります。
人を愛することができる人は、やはり根底で自分を愛することができる人です。
イスラエルで、ベングリオン大学の総長が 「私は、イトカワを心から信頼している。なぜなら、彼は真の愛国者だからだ。
祖国を愛せないものに他の国を愛することなどできないのだ」と言ったことを思い出します。
みつだなおこは、単なるわがまま娘だと初対面の時は思ったけれど、
実は、とても深いところでありのままの自分を許し、肯定し、認め、愛し、そして、心のままに言葉することのできる人だということを知りました。
スピリチャルな活動をしているようにみえて、経済活動というこの3次元現象界の地球という星での学びから離れることなく、
精神性を高め続ける冒険者、みつだなおこのまわりに常に人が集まり続けるのは当然のことと思えます。
闇に降りて光を生きている彼女は、エネルギーそのものですから。
講演会の準備から運営まで、具体的な動きも実に見事で、講師にストレスがかかりません。
会場の場づくりにしても、話すものの気持ちを思いやることができなければ、講演会そのものが盛り上がらずもったいないことになりますから。
それは、講演会の主催に慣れているという問題ではありません。
逆に、慣れきってルーティンワークのようになってしまっている会もあり、新しい創造のエネルギーが立ち上がることは難しいと感じる場もありますから。
テンプルの講演会の素晴らしさは、なおこさんの講師を見つける目利きと、やはりお客様への愛ですね。
そういう意味でも、出会って9年。
単独講演をさせてもらえたということは、私にとってとても光栄なことであり、大きな学びのひとときでもあったわけです。
花には蝶
ウンコには蝿
素晴らしい人たちが蝶の群れとなってなおこさんのまわりを飛びまわる。
花と咲く不思議の国のなおこさん。
まわりに蝿がぶんぶん飛ぶアカツカは、ときどきウンコ。
人は、いつも見ているモノに似てくるといいますから、なおこさんのそばにいれば私も美しく咲けるかな。