先輩に学ぶ
ワシの会社は、ワシが生まれた昭和34年、伊勢湾台風の年に誕生しました。
父は、もともと東海ラジオという放送局の、今で言うDJのような仕事をしていたマスコミの人間でした。
母は、商売人の家庭に生まれ10人兄弟、女8人という中で比較されながら勝ち抜いてきた優秀で美しい女性です。
見合いで出会った二人は、結婚する運命だったのでしょうね。
でも、母方の婆さんは、そんな水商売のような人間に大事な娘はやれないと言ったそうです。
父は、芸能界から足を洗い、建築請負業を始めたのでした。
ポリシーや信念のない父を馬鹿にしていた時期もありました。
父の教えは、「商売は、牛のよだれとおなじやで。 ダラダラ、細く長くや。」
こんなことも言われました「高仁、商売を大きくするのはアホでもできる。せやけど、大きくなったものを
小さくするのは、アホにはできん。 お前は、大きくしたらあかんで。」
父は、臆病で弱い人と思っていました。
5年前に胃癌で、発見からわずか3ヶ月で天に還って行きましたが、
大事な人との真実の対話は、死に別れた時から始まるように思えます。
父は、強く、逞しく、雄々しく、ワシらを守り、育ててくれました。
無条件に愛してくれました。 そして、今も天上から守り、導いていてくれます。
だから、善き出会いに恵まれるのだと思えるのです。
澤田ファミリーのこの方のブログを、昨日全部読ませてもらいました。
二話か、三話ずつ83ページほどあったでしょうか。
運命が変わるとき、人と出会う。 運命とは、人が運んでくる命だと、しみじみかみ締めます。
優秀な不動産会社の経営者ではあっても、建築の素人。
その人が、わずか2年余りで、日本の中でも指折りの建築会社として、祖国に貢献しておられる姿に胸が熱くなります。
そして、それを可能せしめた澤田先生の指導、まさに本物中のホンモノです。
自分を新しくするときに、変わるときに、敵は外にはありませんね。
自分勝手に作り上げた「私という錯覚」、それ以外の障害はありません。
明日から、風水の第二回目のセミナーが始まります。 学んで変わります。
すべては、住まう方の笑顔と健康のために。