目に見えないけれど、人生でいちばん大切なこと
「人の心は取り出して磨けるものではありません。
心を磨くには、とりあえず目に見えるものをきれいにしてみてはどうか、
と考えたのです。
本当に大切なものは、目に見えないところにある。
それは、私が長くかかわってきた会社の経営も同じなんです。
たいていの経営者は、みんないかにして売上や利益を上げるかと、
目に見えるところばかりを最優先に考えます。
しかし、最初はそれで多少業績が上がっても、やはりそれは長く続かない。
大切なのは、そこで働く人の心です。
どんなに儲かっている会社でも、働く人が荒んでいたり、傲慢だったり、
優しさのない人間だったりすれば、それは、目に見えないところで会社全体をむしばみ、病気のりんごの木と同様、やがて枯れ果ててしまいます。
けれど、人間、なかなかそこには気づかないんですね。
目に見えないものは、ないものだと思ってしまう。
「すべてのものは分析でき、測定できる」とアメリカの心理学者ソーンダイクが理論を発表したのが1900年のことでした。
つまり、世の中のものは、何でも「数値」という目で見えるものであらわせるというのです。
たとえば、テストの成績や数字だけで子どもを評価するようになり、素直さや思いやりなどという心を見なくなってしまったのではないでしょうか。」
鍵山秀三郎さんと奇蹟のりんごの木村秋則さんとの対談が本になりました。
ここに流れているものは、真のやまとこころです!
人生の達人が本当の幸せとは何か、気づかせてくれる驚くべき一冊です。
表紙の写真、全然違うはずのお二人の顔が、ビックリするほどよく似ているのです。
やはり、内面が光り輝き、同じような波動を発しておられるからでしょうか。
この本を私にくれたのが、みつだなおこさんでして、何と来月青森で木村さんと会うことになっているそうです。
私も同席させてもらうこととなりました。
木村さんと会うのは、容易ではないそうですから、ありがたいことですね。
八ヶ岳で始まる新しいプロジェクトを天が応援してくださっているのでしょうか。
善き人が集められ、この地上で天国を味わう。
そんな磁場ができそうです。
これまで私の人生、建築の仕事に携わらせていただいてきたことにも意味があったのかもしれません。
次の世界へと旅立つまで、もう少し時間がありますから面白いこといっぱい考えて、楽しく動かせていただきます。
笑って死ねる人生が送れることの幸いをかみしめます。
いよいよ面白くなってきました。
そうそう、鍵山さん、本の中でこんなことも言っておられます。
「成功の反対は失敗ではありません。
失敗とは、目標を持たないことです」
天国の前味を味わえる最幸のコミニュティをこの世に創りますぞ!
今夜はまたみつだなおこさん、いなくん、魂の兄弟姉妹が伊勢に集まります。
旧暦の大晦日です。
新年を迎える明日、早朝参拝し、御正宮の扉の開く音を魂で受けます。
また新しい扉が開かれます。