生まれつき?それとも努力?
今野華都子姉さんが、遺伝子工学の世界的権威、村上和雄先生にこう尋ねられた時のことです
「今野さん、あなたの能力は生まれつき?それとも努力してそうなったの?」
瞬時に華都子姉さんは答えました
「両方です」
もって生まれなければ今世でその力を発揮することはできません。
しかし、その能力が花開くためにはそこに至るまでのこの世での修行が必要です。
いくら音楽で世界中を巻き込むほどのとびきりのセンセーションを起こす才能を持って生まれても、
ギターを触ったこともなければジョンレノンは存在しない。
どれだけ早く走れても、不登校の引きこもりでいたらメジャーリーグのイチローは生まれない。
文章を書くという才能を天が授けても、本を読まなければ言葉を仕入れることもできず、人の心を動かすことはできません。
私が泣きたいほどあこがれる糸井重里さんの文章。
生まれ持った才能を花開かせ、多くの人の心を短い文章で揺さぶるために、どれほどの訓練をしたのでしょう。
神様が与えてくださった賜物を花開かせて、この世で役立たせるために努力することが神様への奉仕でしょうか。
手を合わせて祈ることも大切ですが、神様、神様とお願いする前に、自分に授けられた能力を花咲かせたいと念じます。
決して負けない強い力を、人は一つずつ持つのですから。
糸井重里さんの涙が出るほど素敵な言葉のタペストリーです。
「 だいたい、「やりたい」ことを思いつくだけでも幸せだ。
それを、苦労しようが失敗しようが始められるのは、
ものすごく恵まれたチャンスだと思うようになった。
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これに、そうだそうだと共感してくれる人が多くて、
なんだかとてもうれしかった。
そして、それよりなにより、
翌日のぼく自身が、もういちど、強くそれを思った。
「やりたくない」ことや、
「やらなきゃならない」ことをやっていても
ちゃんと時間は過ぎていく。
そればかりやっていて一生が終ることだってあるだろう。
「やりたい」と思えるようなことを、
「やりたくない」ことや、
「やらなきゃならない」ことだらけの荒野のまん中に、
しぶとい雑草のように植えつけてやるんだ。
そいつが広がっていくうちに、鳥もくるだろう、
どうぶつも飼えるようになるし、
屋根のある家も建てられるかもしれない。
水を溜めたり、さらに作物を育てたりしていくうちに、
なにより素敵なことに、人だって集まってくるんだ。
笑顔やら、たのしい話やらをみやげにしてね。
うん。そうだ。
「やりたくない」「やらなきゃならない」で、
埋め尽くされているように見えているかもしれない。
「がまん」や「苦労」で、遠くが見えないかもしれない。
でも、「やりたい」を思いつきさえしたら、
ちょっとでも「できること」がわかってくる。
「がまん」や「苦労」が別のものに見えてくるだろう。
そんな感じになるんだと思っている。
しつこく言うよ、同じことを。
「やりたい」ことを思いつくだけでも幸せなんだ。
それを、じぶんたちの手で始められるのは、
ものすごく恵まれたチャンスだよ。
「やりたい」を「夢」とか「希望」と呼ぶ人もいると思う。」
・・・引用ここまで
「やりたい」ことをやっていい国に生まれることを許されたこと、感謝します。
だから祖国を愛し、「やりたい」ことで誰かの役にたちたいです。
今日も、自分からいい日にさせていただきます。