行き詰まりが最善の始まり
大手住宅メーカーの下請工務店として20数年間、言われたものを建てる会社でした、
ワシが引き継がせてもらった24年前のうちの会社。
建物作れるのに、売り方を知らないから、どうしていいのかわからず、いろんなコンサルの先生に
しっかりお金を払って教えを乞いました。
土地を仕入れて、分譲して、土地が欲しい人が、「ま、仕方ないからあんたのとこで建ててもいいわ」
そんな風にして一軒一軒建てさせてもらってきました。
でも、夢があったから見えない明日に向かって走れました。
それは、世界標準の家を広めたいという願いでした。
世界で一番お金持ちの国になったのに、どうして日本の住宅は三流なんだろうか。
電化製品、自動車、メジャーリーグの野球選手、メイドインジャパンは、世界のどこでも通用するのに、どうして住宅は、三等品なのでしょうか。
価格は、メジャーリーグ、でも実力は中学生レベル。
世界標準の家を建てたい、当たり前の価格で。
アメリカの街並みを見るたびにそう願わされ、アメリカから建材を仕入れ、輸入住宅を建ててきました。
しかし、土地にコストがかかりすぎ、世界標準の家が作れない。
そこで、土地を所有せず、使用させてもらうことで建物にコストをかけることのできる「定期借地権」に取り組んだのが、今から15年前のことでした。
材料以上に大事なものは、デザインだと思い、ロサンゼルスのデザイナーと契約し、アメリカに会社まで作って「美しい家」を広めようと走ってきました。
「前例がないからやってみよう」と言いながら、その都度チャレンジしてきましたが、いつも新しいことに飛び込むのは怖いものです。
でも、何かを一つなくしたときに、人は、何かを手にするのかもしれません。
アメリカの住環境は、少なくとも日本の10年は先を行っています。
街並みの綺麗さは、日本の団地と天地の差があります。
人が暮らす街並みも、家も、もっと美しく豊かになれば、人は幸せになる。
そう思って、アメリカに倣ってきましたが、いよいよ日本の中でホンモノの住環境を創造するときが来た様に思えます。
それは、このリーダーが提唱する家こそ、真に世界標準のECOをデザインする健康住宅であり、住む人を最幸に導く、まさに神様の宿る家だと確信できたからです。
輸入住宅に行き詰まり、どうにもならなかったから、神様の宿る家に出逢えました。
行き詰まりは、最善の始まりです。
4月29日、家作りセミナー、是非御参加ください。