パラオの祝日
2015.04.07
パラオは時差がないので、時がそのまま流れます。
今日の午後、天皇・皇后両陛下がついにパラオにお越しになる。
結局、眠れない夜を過ごして、夜明け前にこのブログを書いています。
一人で来ましたが、コロール空港で「赤塚さん!」と、声をかけられビックリ。
なんと!友人の南木曽木材社長、柴原さんではありませんか。
柴原さんは、伊勢神宮に御神木を納めておられる方で、大晦日から元旦にかけての神宮の篝火も一緒にご奉仕させていただきました。
今回、柴原さんの山の檜の板に「天皇陛下御休憩所」と看板を墨で書いて、ペリリュー島の休憩所に立てられたとのこと。
柴原さんはペリリュー島に渡り、慰霊塔での御神事に出席されるそうです。
天皇陛下とともに祈りの場に参列されるとは、なんと素晴らしいご縁なのでしょうか。
日本の人々の想いを背負って出席して下さることでしょう。
柴原さん、よろしくお願いします。
私は、パラオの人達と一緒に空港でお迎えします。
空港も閉鎖され、天皇陛下だけのための空港になるそうですから、
どこまでお近くに行けるかはわかりません。
ぞれでもここにいなければならない、そんな思いが湧かされ、
やむにやまれぬ気持ちで飛んで来ました。
ダウンタウンの小さなホテルのシャワーは、お湯が出ない。
バスタブもありませんから、禊ぎと言うより滝浴びって感じです。
それでも泊まるところがあって良かったです。
島中に日の丸がはためいています。
空港からコロールの町に渡る橋は、
「パラオ・日本友好の橋」
数え切れない日の丸が掲げられていました。
胸が熱くなりました。
我が祖国、日本でも見られない風景です。
天皇陛下がペリリュー島を訪ねられる4月9日は、パラオの祝日となり、これからもずっと記憶される事になったそうです。
こんな心を日本人が取り戻したらいい。
日本人に見えないのが、日本の素晴らしさ。
視座を少し動かすだけで、世界は変わります。
考える前に動きましょう。
見る前に飛ぶのです。
陛下のお出迎え以外どこにも行かず、ザ・フナイの原稿を書きます。
きっと大切なやまとこころのスイッチがオンになるでしょうから。