ヤマト人への手紙・前文
2015.06.12
鍵山秀三郎さんにお願いしました。
手紙とともに届けて下さいました。
感動、感激、感謝、ついに本が完了したのです。
この前文によって、どれほどエネルギーが高まったことでしょう。
天の神様、ありがとうございます。
中山先生、ありがとうございます。
「赤塚高仁様
拝啓 過日お申しつけいただきました「ヤマト人への手紙」への前文を書かせていただきました。
赤塚様の御意に添えているかどうかと心配しつつお届けいたします。
加筆、削除、修正をしていただいてお使いいただけますれば幸いに存じます。
戦後、日教組の手によって日本人の愛国心を徹底して失わせてきました。
戦後70年にもなる今も尚続けているのは呆れるばかりです。
共産、社民だけでなく、本来は中庸を歩む筈であった民主党は完全に左翼化しました。
日本は今、安部首相を支援して、左翼の壊滅を図ることです。
鍵山秀三郎拝」
日本に生まれてよかった
古代ローマ時代の哲学者キケロが、愛の中でも最も崇高な愛は祖国愛である、
と言っています。
日本人は今、この最も崇高な愛をもっているでしょうか。
残念ながらもっていない人の方が多いのです。
それは、人に愛されていることに気づかない人が、人を愛することができないように、
国に守られていることに気づかない人は、国を愛し守ることはできないのです。
日本人は国家に守られていることに鈍感であり、
守られていないと思うことには、至極敏感になってしまいました。
日本人は今、国家に十分すぎるほど守られているのに、そのことに気づかず、
自分の我儘な要求が満たされないことに対しては、敏感に反応し声高に要求し続けるのです。
そして、そういう人に限って他国のことがよく見えて、自国のことを非難するのです。
日本人は皇室に守られております。
永い歴史の間守られ続けてきたのです。
しかし、そのことに気づき感謝している人が少ないのが現実の姿です。
国民が皇室に愛され国家に守られていることに気づかなければ、国家を愛することはできません。
つまり、祖国愛はもてないのです。
このたび、この大切なことを、赤塚高仁氏がとても分かり易く解き明かしてくださいました。
本書を通して国家を失った民族が如何に悲惨な運命に陥るかということを、ユダヤ人の歴史を通して明らかにされました。
一つの家庭を守ること、一企業を永続させることさえ至難なことです。
ましてや一つの国家の歴史を、2600有余年にもわたって守り続けたということは、
針の穴に象を通すに等しいほどの難事です。
その至難なことを、世界の中で日本だけが可能にし実現したのです。
これは皇室のお陰という以外に要因を見い出すことはできないのです。
そして日本民族は、皇室に愛され守られていることに気づき感謝してきたのです。
恩を忘れない限り歴史はいつまでも永遠に紡がれていくものです。
このたび赤塚高仁氏が「ヤマト人への手紙」として、日本という国家と民族が他に比類のない国体であるということを教えてくださいました。
そして、誇りと自信を与えていただきましたことに感謝いたします。
鍵山秀三郎