赤塚高仁ブログ

中山先生 お別れの会

2015.06.27

 伊勢修養団の道場で目覚めました。

伊勢の朝は特別な空気感で、身も心も清まります。
もうしばらくしたら、内宮に参拝します。
そして、全国から魂の兄弟姉妹が集まり中山靖雄先生のお別れ会が始まります。
29歳のとき、初めて修養団に連れてこられ、
真冬2月の夜、五十鈴川に入ることになったとき、逃げ出そうと思いました。
でも、真っ暗闇の川面に一つのぼんぼりがあるのが目に入りました。
ずっと一人で皆が入ってくるのを待ってくださっている、
中山先生との初めてのお出会いでした。
その小さな明かりが、勇気を与えてくれました。
その小さな明かりが、希望でした。
水行は、それが最初で最期になるだろうと思っていましたし、修養団というところにも来ることもないだろうなと思っていました。
しかし、いまでは毎年年末になると月次祭の前に、夜の五十鈴川でぼんぼりを持っている私です。
100名を超える人たちが準備体操しているあいだ、身を切るほど冷たい川の中で待っているときいつも中山先生のことを思っています。
今月だけで3度も修養団に泊まっている私です。
もう来ることもないと思っていたところで、研修を主催させてもらっているご縁の味わい深さをかみしめます。
きっと、これが約束だったのでしょうね。

さて、3月8日に天に還って行かれた中山靖雄先生のお別れ会が、今日、修養団伊勢道場にて行われます。
300名近い兄弟姉妹が集ってくださいます。
各界から素晴らしい方々がたくさんの想いを胸に抱いて、伊勢の父とお別れにやってきてくださいます。
代表発起人というお役をいただきましたので、一番最初の挨拶をさせていただくことになっています。
何を語ればいいのでしょう。
どんな言葉も想いを伝えるには足りないし、その想いすら、いきさつを超えた大きな力の前では大風の前の一本の草のようなものでしょうか。
「あなたの仕事はなんですか?」
中山先生の声が聞こえます。
「赤塚のあ、は、天の力。
か、はそれを天から降ろし、
つ、は大勢の人を集め、
か、教えを広める・・・あかあかとまわりを照らして・・」
一人ひとりに寄り添い、その人の魂との対話をしつづけられた一生でした。
そんな先生を今日は、たっぷり思い出しましょう。
そして、しかと魂に刻みましょう。
 いよいよ伊勢の父の本領発揮、天上界からの大いなるメッセージを受ける側のアンテナを磨いてゆかなければなりません。
ますます伊勢が大切になってきます。
伊勢にお越しください。
伊勢の風を日本中に吹かせましょう。
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