キリスト教の国々
2015.06.30
さて、6月も終わり7月に入りましたね。
今年も半分過ぎたわけです。
いっぱいいろんなことがあったのですが、あっという間の半年です。
毎日毎日濃密な時間だったのに、風のように通り過ぎた気がします。
出会いと別れを繰り返しながら、7月を迎えます。
明日は1日 ブログをお休みして、3日から始まるメールマガジンの文章を洗いなおします。
皇學館大学の講義が過熱しています。
「現代人権論」
竹田恒泰先生の講義ですが、憲法学者が本業である竹田先生の法解釈のすごいこと。
まさに、いまの日本人が等しく学ばねばならない大事な勉強です。
AKB48の選挙よりも大切なことがあることを、18歳以上の日本人は知らなければなりません。
完全なキリスト教の国であるアメリカ合衆国は、もちろんキリスト教徒以外の大統領はいません。
大統領就任の際には、聖書に手を置いて宣誓します。
慣習や歴史も、倒すべき王制もなかった、英国の植民地であったアメリカ植民地人が独立宣言する際に、
聖書の創造主を持ち出し、権利の根拠づけをしたのでした。
だから、独立宣言の一節にこう書かれています。
「われわれは、次の真理を自明のものと信じる。すなわち、すべて人間は平等につくられている。
すべて人間は創造主によって、誰にも譲ることのできない一定の権利を与えられている。
これらの権利の中には、生命、自由、および幸福の追求が含まれる」
一見美しいです。
しかし、権利と表裏一体の「義務」が書かれていません。
これでは、国民はわがままで自分勝手になっても仕方ないでしょう。
ユダヤ人のトーラーには、守らなければならないモーゼの十戒が書き記されているのに。
それに、「自明」と書かれていますが、
私たち日本人から見れば、自明どころか
権利だ、幸福の追求だと言っている人のさもしさこそ自由の反対側にあるものであり、
何かを「権利」として要求するような根性を禊祓い、そのような執着から自己の心身を解き放つことが悟りの一歩だと思えるのです。
宗教といえばキリスト教しか知らない、アメリカ植民地人にとっては
「創造主」によって与えられた権利という発想が素晴らしいものに思えたのでしょうね。
でも、聖書は同性愛は姦淫であり、神に反すると書いています。
どうしてキリスト教の国が、それをよしとするのか・・・わからん。
ところでその国がどんな宗教の国なのかは、祝日のリストを見ればわかります。
アメリカの祝日は、キリスト教の祝日です。
日本の祝日は、神道のお祭りです。
大切なお祭りの日だったので、以前は祭日と呼ばれていましたね。
ちなみに、これだけ仏教の影響を受けているにもかかわらず、仏教の行事は祝日になっていません。
だから、日本は神道の国だとわかります。
世界は大英帝国の時代から、パックス アメリカーナ、アメリカの時代となりました。
世界はアメリカの考えで動かされる時代だったのです。
キリスト教の国々の中で日本はキリスト教に改宗もせず、日本でありつづけたことは奇跡です。
今後、メルマガでは憲法のこともわかり易く書いてゆきます。
キリスト教と神道のヤマト人との違いもわかり易く書いてゆきます。
新聞などのメディアでは伝えられないこと書きます。
いま、とても大切なことだからです。
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