蘇生と白鳥哲監督
2015.07.10
友人の三浦知子さんの紹介で、白鳥哲監督がウチを訪ねてくださったは、去年のことでしたね。
以前からお名前は存じ上げていましたし、共通の友人も多く、きっとどこかでいつかお会いすることになるとは思っていました。
話すうちに、その曇りのない心と少年のような眼差しに、すっかり魅了されてしまいました。
なんと丁寧に生きておられる方なんだろう。
イスラエルにとても強い関心をもっておられ、驚くべきことを言われました。
「日本とイスラエルを、ヤマトとユダヤを結ぶ映画を撮りたいんです」
ちょうど私は、「聖なる約束」として一冊の本になるイスラエルの旅を終えたばかり、
しばらくはイスラエルに行くこともないと思っていましたので、バラさんを紹介することにしました。
白鳥哲監督と会った翌日が、「伊勢の風を感じる会」でしたのでお誘いすると、なんと即決で参加してくださいました。
一緒に五十鈴川で禊ぎもしました。
一気に仲良しになりました。
約束の出会いというのは、こんなものでしょう。
白鳥監督も秋にある巡礼の旅に申し込まれ、イスラエル現地ではバラさんのガイドで聖地を歩くことになりました。
ところが、情勢不安とかいう理由でそのツアーが中止になったようなのです。
「赤塚さんと行かなければいけないようです、お願いします」
その一言が、今年のツアーのきっかけとなりました。
予想を遥かに超えた、驚くべき旅となりました。
そして、この旅がなければおそらく「ヤマト人への手紙」13章は書けなかったと思います。
心の中にふと吹いた風、それを感じる力。
それこそが、生きていることの醍醐味でしょうか。
出会いを通して、神様はさまざまメッセージを届けてくださいます。
心を開いて、その出会いを受けとめる時、人はいつしか自分に出会ってゆくのでしょう。
今日は、白鳥哲監督が伊勢に来られます。
「蘇生」上映会と講演会。
私も出かけましょう。
あの約束の地、伊勢で再会できることの嬉しさが胸一杯に込み上げてきます。
夕方からは、名古屋聖書塾・第5回。
いよいよ今回から新約聖書に入ります。
救世主の出現の意味、そして、天の願い。
聖書から読み解いてゆきます。
聖書が語ってくれる霊の世界に魂をつなげてゆく時、キリストがそこに現れます。
聖書塾のあとは再び移動して、ログハウスにて懇親会合宿。
明日の朝は、聖日の聖書講義と祈りの会。
一人ひとりの魂の蘇生。
それこそ、天が願う一番大切なことではないでしょうか。