シアトルの街角で
2012.05.01
小さなスターバックスで、Wi-Fiつなげてブログを書き始めました。
9時を少し回った朝、肌寒いけれど澄んだ空気のこの街が好きです。
23年前から、何度も訪ねたアメリカ西海岸の空気に、忘れかけていた大切なことを
ひとつ、またひとつと思い出し始めています。
小さな、この街のコーヒー屋さんが、今では世界のスタバ。
すべては思いが創りあげる。
ダウンタウンのグランドハイアットの一階のレストランは、なんと!回転寿司でした。
ワシは、とても嬉しい。
この国の人々は、良いと認めたら公平ですね。
空港では、タクシーはほとんどトヨタのプリウス。
イチロー選手もこの街のヒーローです。
だからこそ、日本の産業になってしまった住宅や建材が、全く相手にされないという
「事実」に謙虚にならなければならないと思うのです。
ベルビュー、ミルクリーク、憧れた美しい住宅街をじっくりと歩いてみます。
写真には映らない、空気感というものを大切にして。
魚に水が見えないように
鳥に空気が見えないように
日本人には日本が見えないのでしょう
どこがおかしいのでしょうか、日本の住宅業界。
でも、今、変わる時がきたと思えます。
「神様が宿る家」という、無敵の家を与えられました。
日本の住宅を変えたい、素敵な仲間と共に。
その願いが、日毎に高まってゆきます。
シアトルの街のシンボル、スペースニードルのアタマが白からオレンジ色に
塗り替えられていました。
時の流れのなかで、すべてがみな移り変わります。
ワシのアタマも、黒からグレーになりましたもの。