赤塚高仁ブログ

みんなちがう約束を果たしてかえる

2015.08.19

 明治大学のOBだから、ビートたけしってなんか親近感わくよね。

津商業高校、よく頑張ったし、津の町の誇りだ。
郷土の英雄。
と、なんだか自分が偉くなったような気になる私です。
自分がなにもしていないのに、ちょっとつながりのある誰かが何かをしたら、まるで自分の手柄のような気がしてしまう。
「誰かを知っている」ことが偉いことのように。
 
 その傾向が、とても強い自分を観察しています。
 その反対に、
三重県で誰かが犯罪を犯したとき、それを申し訳ない気持ちになれるだろうか。
ごめんなさい、と痛みを感じることができるだろうか。
津の人が、わるいことをしたら自分がしたかのように思えるだろうか。
自分の心の中にある、人と同じであることで安全な場所に逃げて、
なにもしないことの言い訳にしようと思う影を見ています。
その影は、小さいころからずっとつきまとっているから、
いつのまにか、自分の性格のような気さえしていました。
 
しかし、それは私の性格なんかではありません。
まわりにいた誰かから教えられて、思いこんで、考え方の癖になった影です。
なぜなら、生まれたばかりの私は、人と同じなんて思ってもいなかったし、
ただ、新しいことが知りたくて、
ただ、新しいことに冒険したくて、
こうきしんというエネルギーのカタマリだったから。
自分にしかできないことは、誰にもできないから、
誰もやったことのないことに決まっています。
 
前例などないのです。
それは、どんなことなのかきっと誰にもわからないのでしょう。
新しいことなのですから。
なにかつながりのある人が偉くなったり、有名になったりすると
自分まで偉くなったような気がするってどうなのかしら・・・とふと思ったのですよ。
自分は何もしていないのに。
 
でも、何かをするために生まれてくるのです。
人は誰も、意味なく生まれるなんてことあり得ないと思うのです。
だから、ふと心に湧き上がる静かな呼びかけは聞いていかなければならないと思うのです。
それが、私の本心の声だから。
 
まわりの、誰がなんと言ったとしても、その声は自分だけのもの。
たとえ、前例がなかったとしても
その声に従って、それをこの世で実現してゆくこと。
有名になるためでも、お金を手に入れるためでもない。
約束を果たすため。
 ただ座ったままで、年老いて死んでいった人を知ってる。
 神様に、夢を叶えてくださいと祈り続けて死んでいった敬虔なクリスチャンを知ってる。
 
地球は、行動の星です。
この星に生まれたということは、行動するためです。
肉体という不自由な乗り物に乗って、数十年の人生を恵まれたのは、動くためです。
 
 出来ない理由を100通りも言うのは、やらない人。
そもそも、行動に理由など必要無いのですから。
気がついたら、動いていて、ちょっと考えて、また動く。
さあ、今日も動きましょう。
動いて夢を叶えましょう。
今日行うすべてのことは、きっとそのための手段ですから。
 
 生まれてきて、果たす約束は、
動いて動いて、いつかもとの国にかえるときわかるようにできているのでしょう。
 
 
 
 
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