赤塚高仁ブログ

静かな呼びかけ

2015.09.05

 今日は広島講演です。

早朝から新幹線で移動しています。
休みの日は、ほぼどこかで講演している2015年です。
 13年前、シリアのダマスカスのホテルの一室で
「私はパウロだ、お前をここに呼んだ。
お前はこれから私のようにキリストを伝える。
そして、お前が立つとき私が共にある」
 という声を聞かされてから、人前で話すようになりました。
聖書を読み、いつしか日本の神話へと導かれるようになりました。
それは、誰かが手を引いてくれたわけではありませんし、
大きな声で言われたわけでもありません。
 まさに、内なる静かな呼びかけなのです。
ふっと思うは神の声でしょうか。
神様は、人間の言葉などお使いになりません。
もし言葉を使われるなら、人を用いられることでしょう。
 魂の奥から立ち上がってくるメッセージ。
 何の根拠もなく、説明のしようもなく、理性・分別を超えた
得体の知れないメッセージ。
 なかったことにすることもできるかもしれません。
無視して、この世の楽しみにいそしむ人も多いようです。
かつて私も、この静かな呼びかけを無視し、
やがて精神の病へと追い込まれたことがありました。
だから、静かな呼びかけを無視すれば、
 これから逃げれば
 これをやらなかったら
病んでしまうか、
若くても、もう老いぼれた老人になってしまう。
どれだけ多くの人がこの轍を踏んできたか。
どれだけ多くの人がここから中退したか。
どれだけ多くの人がこれを越えなかったか。 
 心の耳を澄ませて、静かな呼びかけを聞き、そして従ってゆきましょう。
この世に生きた意味を遥かに超えて、
私たちが生まれた意義がそこにあるのですから。
その道を歩く時、私たちは初めて誰でもない自分を生きることができるのかも知れません。
ひとりだけど、孤独ではない。
 大勢の中で孤独を感じ、ネットでつながっていると信じたい人たちよ、
自分にしかできない「聖なる約束」を歩こうよ。
内なる静かな呼びかけをを聞き、歩こうよ。
本当の平安は、そこにあるから。
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