丹後王国
2015.09.07
広島講演を終えて、朝、新幹線で京都へ、
京都から天の橋立へと乗り換えて2時間、宮津へと。
愛知県海部郡で自然食品の会社を経営しているNさんは、元気あふれる女性社長。
数年前に、日本蘇り運動「美し国」の会合でお会いしたのがご縁でした。
とにかくいつも笑ってる、明るく輝き回しを笑わせるエネルギーのカタマリのような女性です。
「元伊勢に行けって声を聞いて、行ってみたら真名井神社のお社がいまにも朽ち果てそうなのよ。
宮司さんに聞いてみたら、200年ほど建て替えてないんだって。
宮を建て替えよ、宮を建て替えよ・・・って私に聞こえた気がして、宮司さんに尋ねたのよ、
いくらあったら御遷宮はできるのでしょうかって」
初めて会った日に、笑いながら大変な話をする人でした。
そして、
「一億あったら何とかなるって言うから、じゃあ、私が集めますって言ったのよ。
これは日本にとって大事なことだからね」
宮司さんは、もちろん冗談だと思ったことでしょう。
Nさんは、本気だったのです。
伊勢に祀られている天照大神も、豊受大神も丹後におられた神様だったのです。
だから、元伊勢。
日本は、大陸に面する丹後王国が中心だったと言います。
古代ヘブライとのつながりを証しするものも多くみつかっています。
籠神社の宮司さんは、80代続く海部氏の系譜。
ユダヤにつながる家系といわれています。
「赤塚さん、一度宮津に来ていただけませんか。
できたら、遷宮する真名井神社のお社を建ててもらいたいのだけど」
宮大工の仕事です。地元ゆかりの宮大工さんか、伊勢の遷宮で働かれた方が相応しいでしょう。
「真名井神社のすぐそばに、いくつか建物を建てて、宿泊施設にして、日本のこと講演会とかセミナーで伝える場所が作りたいから、現地をみてください」
それならば、というわけで丹後王国に向かったのであります。
「平成31年に遷宮ができるのよ。
とりあえず6000万円寄付を集めたから、もう少し。」
笑いながら、世のため人のため動く人に神が宿る。
わずか2年で6000万円の資金を集めた一女性に感動します。
私もまた、新しい扉が開かれてゆくような
そんな気がしています。
丹後王国に通うことになりそうです。