赤塚高仁ブログ

植松電機の努さん

2015.09.26

 åˆã‚ã¦æ¤æ¾ã•ã‚“に会ったのは、京都のヒューマンフォーラム

デミっちゃんのとこの講演会でした。
すごい人があらわれた、って嬉しかったです。
 ã¾ã£ãŸãã€ä¸€ç‚¹ã®çŸ›ç›¾ã‚‚なく感動しました。
なんて素直な人でしょう、
なんてブラス発想の人でしょう、
なんて学び好きな人でしょう!
と、かたく握手したのでした。
 æ•°æ—¥å‰ã«ã€æ¤æ¾ã•ã‚“がFacebookに投稿していた文章、
胸にしみたーー!
 ã€Œã„じめられた時に、親に相談できない。
という子は、ある統計では75%にも達するそうです。
その最大の理由は、
「親を心配させたくない」
だそうです。
これは、親が頼りにならない状態です。
子どもが悩み事を相談した時に、
うろたえたり、
怒ったり、
尋問したり、
過度に反応したり、
いずれにせよ、冷静ではなく、しかも、
根本的解決につながらないような行動をとると、
子どもは、親を頼れなくなります。
例えば、
「つらい」という相談に、
「そんなの、誰でもつらい。みんな我慢してる。」なんてのは、
「我慢できないお前が悪い」になってしまいます。
または
「気にすんな!」という励ましも、なんの解決にもなりません。
相談してる子は、気になるのです。つらいのです。それを、まったくわかってもらえないと、相談することをやめてしまうでしょう。
または、逆のパターンとして、
些細な気になã
‚‹ã“とを話したら、
それに過剰反応して、教育委員会にいきなり連絡したり、
学校の校長を呼びつけて文句言ったり、
相手の子の家に押しかけて行ったり、なんてのも、
相談した子にとっては、つらいことです。
ようするに、
「気にするな」「我慢しなさい」も、
「俺が問題を解決してやる!」も、
最適解ではないということです。
(1)話を聞く姿勢と状態を作る
子どもが相談をしてくる時、
それは、もしかしたら、すごく勇気を出して、
考えに考え抜いて相談してきている場合もあります。
だから、まず大事なのは、
「話を聞く姿勢と状態」です。
新聞読みながら返事したり、テレビ見ながら返事したり、
料理しながら返事したり、ではなく、
一度手を止めて、子どもの目を見て、目線を合わせて、
もしも忙しいなら「後から必ず時間をとるから、何時にね。」などと、しっかり約束をするのが大事です。
(2)自分を選んで頼ってくれたことへの感謝を伝える
子どもは、もしかしたら、勇気を振り絞って、相談する相手を選んで相談してきている可能性があります。
だから、まずは、自分に相談してくれてありがとう、という
感謝を伝えるのが大事です。
「よく話してくれたね。」「話してくれてありがとう。」
は、以後の話を聞いている最中にも、時折伝えたほうがいいです。
(3)沈黙も受け止める
勇気を振り絞って相談してくることや、いじめの相談は、言いにくいことです。ましてや、まだボキャブラリーが足りない子どもは、状態や心をうまく表現できないこともあります。
そういう時は、子どもは、黙り込んでしまうことがあります。
「せっかく話を聞いてやろうってのに、黙ってるとは何事だ!忙しいんだから、さっさと話せ!」なんてのは、最低の対応です。
言葉じゃなくて、態度で示すのもいけません。(ためいきとか)
沈黙も受け入れてください。「あなたを信じるよ」という言葉も大切です。
(4)ジャッジしない
言いにくいことは、いいことじゃないことが多いです。
それを聞いた時、驚いてしまい、アドレナリンが出てしまうことがありますが、それに流されないように、冷静になる努力が必要です。
もしかしたら、子どもが犯罪に手を貸している、なんてケースもあるかもしれません。
その場合でも、大事なのは、子どもは自分に相談してくれているということです。子どもは状態をよりよくしたいと悩み、一人で答えが出ないから相談しているのです。
だから、まず大事なのは「あなたは悪くない」です。
例えば、夜道を歩いていた女の子が、襲われたとします。
それを告白された親は、驚きのあまり、「なんでそんなとこ一人で歩いていたの!」なんて言いがちです。
でもそれでは、襲われて酷い目にあった女の子の行動や思考をを責めてしまうことになります。
大事なのは、正論とか常識でジャッジしないことです。
(5)尋問しない。調書を取らない。
子どもは、しゃべっているうちに、あやふやだった記憶が甦ったり、つながったりすることがあります。
ということは、話しているうちに、つじつまが合わなくなる、ということです。
その時に「あんた!最初言ってたことと違うじゃない!」なんて怒ったら、もう相談はしてくれなくなるでしょう。
話を聞く時に大事なのは、「うなずき」と「おうむ返し」です。
相手の気持ちに共感してることを示すのです。
「つらかった」と言われたら「つらかったんだね」
「怖かった」と言われたら「怖かったんだね」

で十分です。
相談を聞く人は、この5つに気をつけて話を聞くのが大事です。
ということは、児童心理学や、いじめ対策や、DV対策の講座で、おそらく必ず習います。
でも、教育に関わる先生の中にも、もちろん、保護者の中にも、この5つを知らない人はたくさんいます。
で、じっくり話を聞けたなら、(6)です。
おそらく、子どもは、(1)〜(5)を守ってくれた大人に話せた段階で、かなり気持ちが楽になっています。
そのうえで、
(6)は、何ができるか一緒に考えよう、です。
この場合も、大事なのは、子どもがどうしたいか、です。
ともすると、大人がどうすべきかを決めてしまうことが多いのですが、
そうではなく、子どもがどうしたいのかを考えさせ、
そうするためには、どうしたらいいのかを考えるのです。
時には、子どもが「学校に行きたくない」というかもしれません。
その時、大人は、「学校に行ったほうがいい」と思うかもしれません。でも、その場合は、「なぜ学校に行かなければいけないのか?」を、子どもが納得できるように理解している必要があります。
ちなみに、僕は、学校に行かなくても、社会で必要な知識や教養や、体の発育に必要な運動などを提供できるなら、必ずしも学校に行かなくてもいいと思っています。
(なにせ、エジソンの伝記を読んでますから・・・)
学校に行きたくない理由として、嫌なクラスメートや、嫌な先生がいる、という場合もあるでしょう。
その場合に、本当に気をつけるべきは、子どもの情報だけを頼りに、嫌なクラスメートや、嫌な先生に憎悪を向けないことです。
ましてや、子どもの前で自分の狭い知識の範囲で決めつけた一般論をぶち上げないことが大事です。
例えば、
「最近の親がダメだから、そういう子どもが育つんだ!」とか
「だいたい、先生なんてのは、社会のこともよく知りもしないサラリーマン先生ばっかりだ!」

とかね。でもね、それ、自分で確かめましたか?

子どもの前で、誰かの悪口は言わないほうがいいです。
僕の個人的な経験からは、
いじめを解消するために最も効果的なのは、
親が、クラスメートの子達と仲良くなっちゃうことです。
小学校なら、親子レクリエーションとかあるはずです。
そういう環境を利用して、子どもたちと関わり、仲良くなるのです。
ときとして、子どもたちの中のいじめグループは、
保護者のいじめグループとリンクしてることもあります。
だから、保護者とも仲良くなる努力が必要です。
「憶測の決めつけによる排他」
これは、子どもの相談に乗る時もさまたげになるし、
自分の対人関係においてもさまたげになります。
人と人との関わりでも、相談に乗る時でも、大事なのは
「関わり、受け入れ、見捨てない」だと思います。」
 æ„›ã®ã‚る文章は、胸の奥があつくありますね。
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