エペソに吹く風
2015.10.05
Wi-Fiがつながるホテルの午前3時、日本は6時間進んで9時ですね。
やっとブログがアップできます。
無事にイスタンブールに着くと、先についてた舩井勝仁さんたちと合流。
トルコ在住の鈴木さん、現地ガイドのウールさんの案内で国内線に乗り換えて、イズミールへ飛び、車に乗って、聖地エペソへ。
イエスが十字架にかかって死んだとき、足元には3人のマリアと最愛の弟子ヨハネがいました。
イエスは、母マリアに
「婦人よ、ごらんなさい。これはあなたの子です」
弟子には
「ごらんなさい。これはあなたの母です」
そのとき以来、ヨハネはマリアを引き取り、親子として生涯を送るのですが、その場所はエルサレムではないのです。
イスラエルをでて、小アジアと呼ばれるトルコへと移動します。
二人が生涯を終えたのが、エペソです。
私が大好きなヨハネのお墓も参らせていただきました。
聖書、使徒行伝に書かれています。
そして、世界最強の伝道師パウロもエペソで暮らした時期があるのです。
パウロの伝道の足跡を辿るのが、私のこれからの夢のひとつなのです。
今回は、半強制的にパウロに呼び出されてエペソに来ました。
パウロが歩いた道
パウロが説教した劇場
おそらくここに立ってパウロが熱くキリストイエスを伝えただろう、と感じた場所に私は立って聖書を開き、パウロの演説を再現してみました。
2万5千人が収容できる巨大なスタジアムの遺跡です。
世界中から大勢の巡礼者が来ています。
騒がしい中で、天に向かってパウロの演説を声に出したのです。
すると
一瞬あらゆる音が消え、静寂が訪れたではありませんか。
「よくやってきた
私の言葉を広めるには、たとえ神の言葉であっても売込まなければ
人々は聞いてくれない
むずかしい話では人は聞いてくれない。
やさしい話を伝えるには、魅力的な人間になるんだよ」
いつもそばにいてくださると信じていますが、この街ではパウロ先生が何と身近に感じられることでしょう。
パウロ先生はこんなふうに伝えてくれました。
「お前は、自分の感情の主人にならなけばいけない。
自分の感情がお前の行動を支配するのを許してはならない
そのために、毎朝目覚めると次の作戦を実行せよ」
「もし、気分が沈んでいたら、歌いなさい
もし、悲しかったら、笑いなさい
もし、気分が悪かったら、仕事を倍にしなさい
もし、怖かったら、頭から飛び込んでいきなさい
もし、劣等感を感じたら、新しい服に着替えなさい
もし、自信を失ったら、声を高めなさい
もし、卑屈になっていたら、自分の為すべきことを思い出しなさい」
「それからもうひとつ大切なことをお前に教えておこう。
調子に乗りやすいお前は、親しげにやってきて友人のふりをするサタンにきをつけなさい。
偽の友人によって破滅してはならない。
なぜなら、サタンは光の子のふりをして近づいてくるからだ。
もし、自信過剰になったら、失敗したときのことを思い出せ
もし、贅沢になったら、乏しかった日の中
にあった喜びを思い出せ
にあった喜びを思い出せ
もし、自己満足に陥ったら、競い合っていたときの楽しさを思い出せ
もし、自分の偉大さに酔ったら、恥辱の瞬間を思い出せ
もし、自分が全能だと感じたら、風が止められるか試してみよ
・・・・主にあって偉大になるのだ。
思考の主人になるのだ。
思考に飲み込まれ、感情に支配されることのないように心をいつも見張っていなさい。 感情の主人になるのだ」
ここまで書き終えて、 夜明け前のホテルの部屋で聖書を読みながら、日本から持ってきた味噌汁を飲んでました。
すると二人の魂の友から電話です。
二人とも生死の境を彷徨い、ようやく復活してくれた・・・・
さとううさぶろうさん、山内尚子さん
キリストは祈りをきいて、ありありと働いてくださいました。
真の友です。
聖地で感謝の祈りを捧げます。
主よ、私に人生最高の宝である、良き友を与えてくださいましたこと、魂の底から感謝します。
あなたが、苦しみにあった友を救い、またこの世の旅路を共に歩ませていただけますことありがとうございます。
どうぞ、ここからのわたしたちの歩みがいよいよあなたに願われている道であるように、導き伴ってくださいますようお願いします。
イエスキリストの名によって感謝して祈ります。