赤塚高仁ブログ

初めまして、でなく、やっと会えましたね

2012.05.08

  目が回るような一日の中で、素敵なファミリーが御来社くださいました。

30歳のTさんとチャーミングな奥さんと、最幸の挨拶ができる二歳のお嬢さん。

先日の澤田先生のセミナーに来てくださり、デザインのプロデュースを申し込まれたのでした。

そのヒアリングのために来られました。

土地もお持ちで、家づくりを真剣に考えておられます。

何社かのメーカーもまわられたそうです。

みなさんそうです、テレビで宣伝している素晴らしいマイホームにあこがれます。

カッコいいスターが宣伝しているのですから、展示場に行ってみたくなります。

お菓子や焼きそば、おもちゃまでもらえるなんて展示場は、近所のテーマパーク。

挙げ句の果てに、立派なパンフレット、写真雑誌のようなカタログいっぱいもらって。

  世界中どこを探しても、数年で壊すためのモデルハウス作って、

タダでプラン描いて、タダで地盤調査までする会社はありません。

そして、それを当たり前のように思い込んでいる非常識なおめでたいお客もいません。

だって、それらの膨大な費用は一体誰が支払うのでしょうか。

考えたらすぐにわかりますよね、展示場で家を買う人が負担するのです。

買わなかった人が、ゴミ箱に捨てた豪華なパンフレット代も、絶対その家に住まないキムタクのギャラも、そして、モデルハウスの費用まで全部、その家の代金に含まれています。

 

  Tさん、だめですよ、タダで地盤調査なんかしてもらったら。

タダでプラン描かせてくださいって、言われても簡単に気を許したらあかんよ。

だって、デザインって家の心臓部でしょ、変えることができない一番大事な部分。

もし、命にかかわるような心臓の手術するとして、タダだからって知り合いにやってもらいます?  

最高の名医を探しませんか? お金払いますよね。

 

 セミナーに来てくださったご縁で、澤田先生のデザインプロデュース、ワシが聞き取りさせてもらいました。

間違った選択をする前に出会え、間に合って良かったです。

初めましてではなく、やっと出会えたこのタイミング、

まさに、出会いは奇蹟です。

そして、こんなに素晴らしいグループリーダーと共に世界標準の家を目指せることの喜びを、お客様に伝えられること、今日もワクワクするのです。

 

 

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