新嘗祭は姫路にて
舩井勝仁さん、きれいねっとの山内尚子さんと一緒に伊勢のやまとこころの道場「華雅庵」を訪ねたのは春でしたね。
あれからあまりにいろんなことがありすぎて、もう何年も昔のことのように思えます。
今野華都子姉さんは、いつものように洗顔し、古事記を伝え、東奔西走されています。
これまで、華都子姉さんの本は致知出版やサンマーク出版から出されていて、
どれもベストセラーのロングセラー、全国各地で多くの人に影響を与えています。
でも、どこか
華都子姉さんの、本当の声が聞こえてこない・・・そんな気がしていました。
ちがう、
もっと深い、魂からのやまとこころ・・・本が売れるとか、どう受け取られるかというこの世のことでなく、
本気の華都子姉さんの言霊がほとばしるような本があればいいのに・・・
山内尚子さん、命を削るようにして言葉を織りなしてくれました。
そして、今日、勤労感謝の日に姫路で出版記念特別講演会があるのです。
舩井勝仁さんと一緒に行って参ります。
日本の祭日の中でも、最も大切な御祭の一つ「新嘗祭」の日に。
戦後、占領下で一切の日本の美しさを根絶やしにしようとした米国はじめ連合軍は祭日も消し去ろうとしました。
我々の先輩方は、命がけでこの日を守ってくれたのですが、名前は「勤労感謝の日」と変えました。
天皇陛下が、八百万の神々共にその年の新米を初めて口になさる大切な御祭の日です。
ボジョレーヌーボとやらは、解禁日まで飲まないのに、今では新米を国民のほうが先に食べます。
以前は、新嘗祭まで新米は口にしなかったという人もあります。
私は、そうは思いません。
10月の神嘗祭までは食べてはならなかったにちがいありません。
天照大神に、新米を捧げて、それから国民は新米を口にする。
あまねく全国民が新米を口にした後に、一番最後に天皇が召し上がる。
「天皇がこの世にあるのは、国民の幸せを支えるためなのだ」
16代仁徳天皇が妃に語っているこの言葉にやまとこころのすべてがあります。
新嘗祭は、そんな天皇の御心を偲ぶ日でもあると思うのです。
姫路で、改めて華都子姉さんを通して流れ来る、やまとこころを浴びて参ります。
こんな日に、こんなイベントを体験できることは、幸いですね。