死海の夢と食べ物への感謝
安倍晋三総理が、イスラエルの死海のほとりにいて海に入るのを躊躇しています。
初めて死海に来て、ちょっと怖いのでしょうか浮遊体験。
死海は、塩分濃度28%・・・ふつうの海の塩分の10倍です。
だから浮かびます、水に腰掛ける感覚で浮いたまま本を持って読むことさえできます。
安倍総理の手を引いて、私が案内しました。
私は、13回死海を訪ねていますから安心してください、任せてください。
そう言いながら総理の体を支え、そっと浮かばせました・・・力を抜いてください、総理!力んじゃダメ・・
浮いた瞬間の安倍総理の嬉しそうな顔!
と、ここで目が覚めました。
不思議に鮮やかな夢でした。
なんだか本当のことのように思える夢でした。
今日、配信されるメールマガジンにユダヤのことを書いたからでしょうか。
日本はイスラエルに学ぶべきところがたくさんあります。
安倍総理には是非見てもらいたいです。
1.6万人の農業生産者の国イスラエルは、国土の60%が砂漠です。
その国がほぼ100%の食物自給率を達成し、1800億円の農業生産物の輸出をしている事実を。
我が国は、200万人の農業従事者がいて、イスラエルとほぼ同等の輸出額。
食物の自給率は、40%を切っています。
ユダヤ人は言います、
「同じ気候条件なら、水は100分の1、肥料は10分の1で生産できる」と
ずいぶん前にイスラエルに行ったとき、ユダヤ人の友が私にこう言いました。
「Mr.アカツカ、お前の国のような資源が豊富なところで、食べ物を外国から買うなんて自殺行為だぞ。
止められたら生きていけないのだから」
魚に水が見えないように、日本人には日本が見えないのかも知れません。
4万枚のビーフカツを廃棄処分にしたものが、闇で流れてスーパーで売られていたことが問題になっています。
処分を委託された業者がたたかれています。
モラルの欠如は、商人にあるまじきことで、許されることではありません。
しかし、
表面に現れたことが真の問題なのではないでしょう。
それは、あくまでも結果です。
問題は、「命をいただいている」という感謝不足にあるのではないでしょうか。
食物自給率40%を切っている国に生きる私たちが、食べ物があるのが当たり前と錯覚していること。
消費することだけで、生産者に想いを寄せることもなく。
ゴミにするために殺されていった、牛たち、小麦たちに手を合わせお詫びをする今朝の私です。
天地一切の恵みと、これを作られた方々のご苦労に感謝します。
食前には、手を合わせ、いただく命に感謝を捧げたいものです。
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