日の丸
先日の鳥羽の講演会の翌日は、神宮正式参拝でした。
二見、外宮そして内宮と、まわって行ったのですが、宇治橋の途中で気がつきました。
「日の丸が揚がってない」
参道を歩いてゆくと、右手に大きな国旗掲揚のポールがあります。
神宮の涼やかさとともに、はためく日の丸が心の中にやまとこころを思い出させてくれる、
私の大好きな風景です。
そこではためいている日の丸がありません。
あ!
天皇陛下がフィリピンに行っておられる。
日本に天皇がおられないから・・・
その途端、猛烈に心細く、寂しい気持ちが湧きあがってきたのです。
あの感情は、うまく言い表すことができません。
父が死んで、通夜の夜に一人で葬儀場に泊った時の気持ちとちょっと似たものだったでしょうか。
朝な、夕なに国の安寧、国民一人一人の幸せ、そして世界平和を祈ってくださる我が国の大君。
その祈りがどれほど大きなものなのか、ようやく分かりかけてきたようです。
天皇の祈りに護られて、我が国は世界で最も長く続く王朝国家です。
そして、世界から尊敬されています。
世界一ながく続いている国は、いい国に決まっているのです。
すべての国々は、外圧で滅ぼされたか、内部崩壊を起こし、文明は滅亡していったのです。
宗教戦争のない国なんて、日本の他にあるでしょうか。
戦後の教育で、天皇を尊敬する気持ちも、祖国を愛する心も根こそぎ奪われてしまった日本民族です。
祖国に誇りを持つことのできない民族が、どれほどみじめなものか他国に行けばわかります。
私は、ユダヤの民から教えられました。
でも、安心してください。
ヤマト人のDNAに入ってますから。
「伊勢がダメになったら、日本がダメになる。
日本がダメになったら、世界がダメになる。」
私の恩師、伊勢の父・中山靖雄先生の口癖でした。
2月6日の京都では、台湾、パラオ、トルコ、そしてイスラエルから見えた素晴らしい日本をお伝えします。
若い人たちに聞いてもらいたいです。
ペリリュー島の映像も、台湾の飛虎将軍廟の映像も見ていただこうと思います。
京都KBSホールの巨大な「創世記」のステンドグラスの前で、やまとこころを思い出しましょう。
やまとこころのキャンドルサービス、
一人光る、世界が変わる。
2月3日、節分です。
新しいはじまり。