赤塚高仁ブログ

知らないことも知らない世界、アースラブ

2016.02.11

 伊勢にほど近い、とある郊外の山の中に連れて行かれました。

特殊な嗅覚をもった、ネコ科原人 光田なおこが発見した矢部さんに会うためです。

「アースラブ・ニッポン」という会社でした。

ネットではこんな風に紹介されています。

 

 「アースラブシステム開発者、矢部栄次氏について

 

矢部栄次氏は三重県度会郡度会町で全国的にも有名な繁殖豚の養豚業を営んでいたが、

養豚場から出る豚の糞尿を特殊な環境で何年間もかけて発酵熟成する研究を行い、糞尿の無臭化に成功すると共に、

それから作り出される酵素の代謝液で矢部ゴールドと呼ばれる生体活性水をつくることに成功した。

さらに養豚場からの排出・排水が一切でないゼロエミッションの養豚生産リサイクルシステムを完成し、NHK等でも数多く紹介され全国からの視察者が相次いでいる。

以前は大規模(1500頭)に養豚を行っていたが、場内でも全く臭い匂いがなく蝿も見かけない状態で、

豚の鳴き声も殆ど聞かれることがなく養豚場であることを聞かされていなければ全く気がつかないほどの状態であった。

とくに不思議なことは豚舎から出てきた糞尿が処理調整槽まで入るとすぐに匂いが無くなってしまうだけでなく、

処理槽から汚泥が一切発生しないことで、こうした現象は今までの畜産の糞尿処理だけでなく、一般の合併処理槽では考えられないことであった。

 その後、矢部微生物研究所を設立し、水処理過程で消滅化する有機物分解作用の陸上での応用化技術の研究に着手、

アースラブチップ材を使用することにより、有機物の急速分解、

さらには一般では何ヶ月も要する堆肥製造を二週間という短期間で行う高速堆肥製造技術を確立した。

さらに研究成果の応用普及のため有限会社アースラブ・ニッポンを設立。

アースラブ・ニッポンの技術は現在、生ごみ処理機の高速分解処理の中で活用され優秀な結果を残している。

さらにアースラブで作られた堆肥が極めて良質であることから、無農薬の有機農業への活用が始まっている。

自治体で排出される生ごみを高速堆肥化し、有機農業に活用、

安全な食料を市民に提供するという環境保全型リサイクル式まちづくりの構想も実現化に向かいつつある。

また、国内の汚泥減量化のための水中、陸上処理システムなどの運用も自治体で開始され、画期的な成果が上がりつつある。」

(引用ここまで)

 

 ずいぶん前に沖縄の具志川市に講演で呼んでもらったときに、市の図書館の排水浄化システムを見せてもらいました。

EMを使った浄化槽でした。

糞尿を浄化し、なんと図書館の館長はその排水をコップに入れて飲んで見せてくれました。

私も飲みました。

匂いもなく、これほどキレイになるのにどうしてこのシステムが広がらないのか不思議だった記憶があります。

20年以上前のことです。

 

 その時以上の衝撃でした。

残飯や糞尿を、矢部さんが作った土に入れるとすべてなくなってしまう・・・

それどころか容積が減る。

つまり、ゴミが消えてなくなるのです。

手品のように。

 

 仮設トイレに使うと、汲み取りする必要無く50人の糞尿が消える。

 

その土に手を入れると、ふかふかで暖かく、匂いがないどころか、いい香りがします。

 

 これから始まる八ヶ岳のプロジェクトで、どんな風に活用できるのか考えましょう。

きっと、新しい時代への希望と思えるシステムが次々とやってくることでしょうから。

 

 アースラブ、

この技術が驚くべきものであることは体感できました。

それ以上に、矢部さんのエネルギーの高さに感動したのです。

私は、その人から「怒り」が伝わってきたら距離をおきます。

しかし、「喜び」の波動が伝わる時、そのなかに入ってみたくなるのです。

 

 春の野原にふく風のような方でした、矢部さん。

地球の女神が一緒におられるのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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