やんちゃな独創
2016.03.02
京都西川のローズふとん
子どものころから馴染みのある老舗ですね。
創業から450年だそうです。
京都の繊維業界の会合に呼んでいただきました。
その中心人物の一人が、株式会社ヨアケの中嶋社長。
28年前初めてイスラエルに行ったとき、お出会いいただきました。
糸川英夫博士は、
「旅の目的は、生涯付き合える友と出会うこと」
と仰いました。
中嶋社長は、ずっと仲良くしてくださる素晴らしい友であり、
心から尊敬する経営者なのです。
中嶋社長が呼んでくださった以上、
顔晴らねば!!
日航ホテルの金屏風の前で話をしましたが、
スーツ姿の老舗社長さま方の前での講演会はいつもと勝手が違います。
全員おぢさまです。
夢なら覚めて! と念じてもやっぱり現実。
ええい‼︎
と、とっておきのギャグもスベるスベる、スケートリンクのよう。
講演会では、とれだけ笑いがあるかが良い話のバロメーターと、
糸川先生は言っておられました。
皆さん怒ってんのかなぁ、といささかヒビりつつ、
それでも魂込めて話をさせていただきました。
「やんちゃな独創」
糸川英夫という日本が生んだ天才科学者が遺したものを伝える。
隼戦闘機、ペンシルロケット、日本テクニオン協会、組織工学・・・
普段と全く違う講演会となりました。
最後には会場ひとつになりました。
懇親会はまた老舗社長さま方に囲まれての中華料理、円卓。
「イャ〜赤塚先生、
30年やってるこの会で、こんなに和やかな講演、
初めてですわ、大笑いさせてもらいました」やて
もぉーーオモロかったんかい?!
ほな、あない怖い顔して睨まんと、
ニコニコ笑ろてぇな。
「寝なかったの、初めてだす」って
いつもはどんな状況やねん!
京都経済界の大物の皆様、
ホンマにおおきに。
ええ経験させてもらえました。
そして、糸川先生
改めてご縁のありがたさ、しみじみ噛み締めます。
先生が伝えたかった大切なこと、
もっと強く深く熱く伝えることができるよう、
精進します。
先生も天上界から、どうぞ指導してください。
千年先の日本のために。