武田所長の本が出ました!!
2016.03.04
「伊勢の杜にようこそ」
きれい・ねっと刊
修養団の伊勢青少年研修センター、所長武田数宏氏は、
私が尊敬する国士です。
千年先の日本のために、種をまき続けておられます。
武田所長の本が出ました!
縁あって、巻頭の言葉を書かせて頂きました。
「やまとこころのキャンドルサービス
赤塚高仁
28年前、私が29歳の時でした。
津青年会議所の研修で初めて訪れた伊勢青少年研修センターが修養団と私の出逢いです。
(楠の章 「ささやかな実践が花開くとき」に水行のことが書かれています)
その研修で、二月初旬の夜の五十鈴川へ連れて行かれた時には、あまりの寒さに本気で逃げようと思いました。
しかし、逃げ出す勇気もない・・・
身のすくむ思いで真っ暗な川を見ると、たった一人でボンボリを持って立っていてくださっている方がありました。
どうやら修養団の講師の方のようです。
暗闇の中で静かに光るそのボンボリは、後に続くものへの灯明台に思えました。
そして、その小さな灯火が極寒の五十鈴川に入る勇気を私にくれたのでした。
時は流れ、縁あって十年前から私は「神話を体感する会」という研修会を修養団で主催させていただいています。
「知る」と「やる」とは天地の差です。
知識だけでなく、冬の五十鈴川で禊ぎをして、神宮の月次祭を見学し、やまとこころを「体感」してもらおうという学びの会です。
ときに雪の降る夜もある十二月十六日に私は、ボンボリを持ち皆さんより先に川の中で待っています。
初めて水行をする方の恐さの波動も伝わってきます、逃げたい気持ちも痛いほどわかります。
だから、ほんのちょっと(本当は随分)震えながら私はボンボリを持って立っています。
この小さな灯が誰かの希望になり、勇気になるから立っています、あの日のあの方のように。
そして私は、人は誰かのためなら少しだけ強くなれるのだということを知りました。
この度私の尊敬する国士、武田数宏氏が「伊勢の杜にようこそ」として日本人にとって最も大切なことを教えてくださいました。
本書は、暗闇の中の灯火のようにヤマト人を導く希望の光となるでしょう。
一人光り、まわりが光る。
そんなやまとこころのキャンドルサービスが一人を燃やし、その周りを照らし、世界を変えてゆくように思えます。
祖国、日本を誇らしく思える本書を送り出してくださったことに心から感謝します。」
今日、津の赤塚ログハウスにて出版記念会が開催されることとなりました。
やまとこころに火をともす、この本が日本中に広まりますように。
私は、名古屋で講演会がありますので、
終わり次第かけつけます。
善き友と飲む酒ほど幸せなものはありません。
人生の無上の喜びです。
弥栄!!