赤塚高仁ブログ

あと半分の教育

2016.03.11

 1985年に、ソニーの創業者であり、

幼児教育の可能性を長年追求してきた、井深大さんが提言しておられた本がコンビニに並んでいました。
30年前の本です。
教育に関しては全くの素人だと言う井深さんだからこそ、
専門家が気づきにくいことがかえってよく見えるのではないでしょうか。
 明治維新から40年、日露戦争。
そして、日露戦争勝利から40年目に大東亜戦争の敗戦でした。
2600年に及ぶ我が国の歴史の中で、どれほどの影響を与えたことでしょう。
だから、復興のためには置き去りにしてきた「あと半分の教育」がいまこそ大切だと書かれています。
繰り返しますが、30年前の本です。
教育の目的は、「りっぱな人間をつくる」こと。
知育のみに偏重してきた従来の教育から、体育、徳育に重きをおいた、
バランスのとれた人間作りが「ホンネ」にならなければならないのに、
実際には学校と塾、予備校の関係が現実を物語っているのです。
 日本人が古来強く持っていた母親の愛情から出発して、
他人や社会を愛し、国を愛し、信頼するという基本的なしつけから始めていかなければ成り立ちません。
もう、専門家にまかせておけません。
従来の専門家たちの主張と私の主張の、どちらが実際的か判断してください。
と、「はじめに」で書かれています。
  井深さんは、糸川先生の友達でもありました。
国を愛する国士です。
そして、こう書かれています。
「教育勅語にこそ、忘れられた『あと半分の教育』がある」
やっぱり、伝えて行かなければならないのですね、
「教育勅語」 
糸川先生が強く迫ってこられている気がしてなりません。
 今日から23名の国を愛する仲間を導いて、我が親友 吉元由美さんが神宮正式参拝のためにやってこられます。
ご案内し、大切なことをお伝えできるよう心備えてゆきましょう。
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