神風の国 伊勢
42歳まで、三重県にどうして伊勢神宮があるのかも知らず生きてきたような愛県心もない男でした。
42歳まで、日本がいつできて、誰が建国したのか知らず生きてきた愛国心もない男でした。
そんな男が、それから15年経って、
変えられてきて、
今朝は、4時半に海まで歩いてゆき、禊ぎをし、海の中で
サミットの成功をアマテラスにお祈りしているのですから人生わかりません。
キリスト者である私にとって、
真に生ける神の霊に満たされ、愛そのものである天皇の国に生まれたことが、
かたじけなくて仕方ないのです。
あいにくの曇り空で、日の出は見えませんでしたし、波も高く、
断食10日目でもあり、ミズクラゲのようにふらふらと波間に漂い、
禊ぎをしているのか、流されているのか分からない状態でしたが、
とにかく祈りあげました。
「地球が一日でも命 永らえますように」
「世界に平和の風が吹きますように」
「すべての宗教が手をつなぎあいますように」
伊勢の父、修養団の中山靖雄先生から受け継いだ祈りです。
中山先生は、雨が降ろうと伊勢におられる限り毎日神宮の御垣内に土下座をして、
この3つの祈りを声に出して祈ってくださっていました。
私は、この祈りが天に届き、
また、天にかえってゆかれた中山先生が働いてくださって、
今日からのサミットが現実のものとなったのだと思えます。
もし今、民主党という国賊の主導であれば、神宮の御垣内に各国首脳を導くなどという神業はあり得なかったでしょう。
菅総理にいたっては、新年の挨拶の神宮参拝も来なかったのですから。
菅さんや鳩山さんのおかげで、国を大切に思う心が生まれたのだとしたら、
それはそれで意味があったのかも知れませんが、
安倍晋三という国士を総理大臣としていただいている、今という時を大切にしなければなりませんね。
さて、いよいよ今日の午前
天照大神の待つ皇大神宮に世界の首脳が集います。
御垣内に入っていただきます。
カタチなんかどうでもいい、伊勢の風に吹かれたらいい。
生まれたところや、皮膚や目の色が違っていてもいい。
私たちを生み出してくださった巨きな力と透明な意志を感じて、
生きていることの懐かしさに胸が熱くなったらいい。
そして、かたじけなさに涙が出たらもっといい。
みんな同じ、生きている人間だから。
とうとうこの日がきました。
祈りの集大成、 国を挙げて祈りの柱を立ち上げようではありませんか。
神風の国、伊勢から吹く風が世界に届くよう。