赤塚高仁ブログ

バリはいつも節目に

2016.07.07

 28歳の時、

精神病院から退院して、なんだかリハビリのようにしてやってきたバリ島でした。
自殺未遂の包帯が、まだ巻かれている写真が残っていますから、
傷口も新しい頃だったでしょう。
 抗鬱剤、精神安定剤、睡眠薬
カタマリのように薬を飲みながらの旅でしたから、
何度か意識が消えています。
それでも、時間の流れがゆるやかで、
体温のような風が吹く島が、私をわたしに戻してくれたのは憶えています。
そのあと、糸川英夫博士に出会うことになるのですから、
大きな節目になったことは間違いありません。
 次にバリに来たのは、山元加津子さんのツアー
キリストの幕屋の集会を終えてからの参加でしたから、
一人でバリに飛び、島の反対側にいるかっこちゃんに会うため、
タクシーで2時間走ったのを思い出します。
その旅の最終日に、かっこちゃんをイスラエルに連れて行くことが決まったのだから、
やはり大きな節目になったように思えます。
もし、あのイスラエルがなければ
「1/4の奇跡」「宇宙の約束」も生まれなかったかもしれません。
バラさんとも会ってないし。
 そんなふうにして、大事なことがあとから知らされます。
そのときはわからないのです。
だから、わからないことはやった方がいいのです。
やらなかったことを「後悔」と呼び、
やってしまったことが「学び」だからです。
 今回、バリにまた導かれています。
大きく変わるのでしょうね。
いまはまだわからないけど。
 バリに来てしまいましたから。
この島の空気には、何か特別な粒が入っているような気がします。
それは、エルサレムで感じる何かや、
伊勢で感じたあの粒に似ているような気がするのです。
 
 天がとても低い。
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