たまごぼーろ
2016.07.24
ボーロは、ポルトガル語で「ケーキ」を意味するのだそうです。
愛知県犬山市の竹田製菓は、タマゴボーロで有名で、
お菓子の城を運営していることでも有名です。
創業者の竹田和平さんは、日本有数の個人投資家、個人株主として知られていましたが、
7月21日 83歳でお亡くなりになりました。
104社の上場企業の大株主でしたから、日本一です。
鍵山秀三郎さんとも仲良しで、
舩井勝仁さん、小川雅弘さんとも本を出しておられましたから、
近いうちにお目にかからせていただこうと、楽しみにしていました。
人生に、「そのうち」というのはありませんね。
いますぐ、
いまのうちしかありません。
そのうち、そのうち
日が暮れる
いま来たその道かえれない
残念です。
本や講演で知るのと違い、直接お会いするとき、
その人固有の振動が伝わります。
そのバイブレーションが、魂を揺さぶり、人は変えられて行きます。
残念です。
竹田和平さんは、いまの日本を憂いておられました。
インタビュー記事から引用させていただきます。
「今の日本情勢を見ていて、危機を感じています。
いまは、財政が危ないです。
このままでは破綻します。
もしかしたら、新しい時代を築くために日本は工業社会を終わらせるためにも、
破綻が必要なのかもしれませんが、犠牲が大きいため私は避けたいと考えています。
いまは、世の中の大きな変わり目です。
日本は農業社会から工業社会に変わった明治に、
「両」というお金をすべて無にして
「円」というお金を作ってスタートしました。
情報社会になったいま、円が危ないのです。
円を捨てて新しい貨幣をつくると、以前よりも世の中のが複雑になっているため、
大きな混乱が起きます。
生きることを自由に選べない状況にもなりかねません。
そのためにも、今の円を保つために力をつけなければなりません。
自分たちの力で所得を5年で5倍のするのだという勢いで、
対応するしか他に手はないと思っています。
それは、自分自身で稼ぐ力を身につけるということです。
では、そのためにはどうすればいいのでしょう。
今までのエゴのある競争の心ではうまくいきません。
真心の力が必要なのです。
真心のの情熱をもって稼ぐ。
そのことを根本にしなければいけません。
あとは、「和をもって尊しとする」
共生の心で共に進んでゆくことで稼ぐのです。
その共生の心は、個人個人のことだけでは留まりません。
日本の政府とも共生を考える必要があります。
日本が破綻しないように、
「進んで納税!あがれニッポン!!」
という標語を広げたいのです。
私たちが日本を興す。
自分たちの力で未来を創ってゆく。
そのためには、日本を興すために納税する。
これを軸に、自分たちの稼ぎ力が大切になります。
私は、その力を多くの人につけていただくために、
どうしたらいいのかを、ただ方法を教えるのではなく、
一人一人の問いに答えながらしっかりと伝えていきたいと思っています」
(引用ここまで)
直接お聞きすることはできませんでしたが、
親しくしておられた勝仁さん、小川さん、鍵山秀三郎さんからも学び、
稼ぎ力を高め、
日本を良くしたいと念じます。
しっかり稼ぎ、たっぷり納税できるよう。
あの斎藤一人さんのように。