幸せな始まり
新しい一週間が始まります。
社員さんたちが、集まってくれます。
この人たちを幸せにしなければならない、しみじみそう思います。
昨日は、仕事を手伝ってもらえる会社、二社とお話をさせていただきました。
一社目は、4代目の若社長、36歳で一級建築士。
誠実に丁寧に生きておられる姿勢に頭が下がります。
「神様が宿る家」の話を目を輝かせて聴いてくださいました。
ああ、この人ならお任せしても良い仕事をしてくださるに違いない。
嬉しい出会いです。
二社目は、一代で20億以上を売り上げる工務店。
専属の棟梁・大工が13人もいる素晴らしい会社で、大きな経常利益を上げ続けておられます。
建築の最高責任者である、専務とじっくり語り合いました。
建築の超ベテランで、年間600件の見積をされているそうです。
自然素材の住宅のことも滅茶苦茶詳しくて、御自分の家もドイツの住宅を研究して建てられたそうです。
こんな会社が、ワシんとこのような小さな会社の仕事を手伝ってくれるのだろうか?
そう思い、ちょっと怯む気持ちも芽生えたけれど、ワシは、いつしか澤田さんから学んできたこと、熱く熱く語っていました。
専務の家で、使った珪藻土には、スペイン漆喰のような自分で固まろうとする能力がないから、接着剤が必要だということ、その、接着剤は有害物質を含み、接着力が弱まると空気中に珪藻土の粒子が空気中に漂います。
しかも、その粒子は、アスベストに酷似しているため、発がん性の恐れから、ドイツでは危険な物質に数えられているということ。
「すごくよく勉強されてますね。」専務が驚かれましたが、ワシら、澤田イズムの洗礼を受けたものは、ここからが勝負です。
「日本の住宅を変えたいんです。世界中のどの国も、住宅は文化なのです。
日本だけが、産業となって、作る側の都合だけで建てられています。
世界で、もっとも歴史のあるこの日本の住宅が、シナの人民服のようなものばかりじゃたまりません。
神様が宿る家こそ、日本の住宅を変える、真の救い主です。」
腕組みしながら聴いていた専務は、おもむろに口を開き
「赤塚さん、よくわかりました。手伝いをさせてください。
赤塚さんは、どんどん広め伝え、そして売ってください。いくらでもお手伝いさせてもらいます。」
建築一筋で生きてこられた専務は、毎朝6時には会社に行き、早くても帰るのは8時。
休むのは、正月の三が日だけ、土日もないそうです。
恐怖の道草男のワシの話を、面白そうに聞いてくれました。
ロケットの話し、イスラエルの話し、糸川英夫博士の逆転の発想・・・
別れ際に、専務が
「来年、僕をイスラエルに連れて行ってくれませんか?
世界をもっと広めたいと思うのです。」って
よーっし!!イスラエルに行って、いろんな人にカルチャーショックを受けてもらうためにも顔晴るぞ!!