いざゆけ、強者、日本男子
毎秒毎秒、命懸けで生きる。
今日一日くらいいいでしょう・・・というのをワシらのリーダーは最も嫌います。
「30年間一回も休んだことがないから、今日一日ぐらいいいでしょうって、新幹線が来なかったらどうしますか?」
「今まで一度も遅れたことがないから、今日だけは勘弁してって、新聞が一ページでも真っ白だったらダメでしょ!」
5年以上にわたって、全ての週末土日を全国でセミナーをするために捧げてきた澤田さん。
熱が40度以上あろうと、お父さんの葬儀の翌日であろうと、ただの一度も休んだことがない。
無料セミナーですし、自分の商品を売り込むためのセミナーではありません。
ハウスメーカーが悪くした日本の住宅を良くしたい。
縁あった工務店が良くなるように、との利他の想いが澤田さんの言動から溢れ出します。
澤田さんは、情け深いけど容赦はありません。
叱られるときは、徹底的に叱られます。
自分自身を守ろうとか、良く思われようといった媚びは全くありません。
売春婦の影が全く立ち上がって来ない、稀有な人です。
しかし、何か失敗したからという理由で叱ることはありません。
人の道に外れたとき、すなわち仁義を欠いたときは完膚無きまで叩かれます。
ワシのようなビジネスの落ちこぼれ社長に対し、ド真剣に叱ってくださいます。
小さな会社であるとか、大企業であるとか、いわゆるこの世のモノサシで人を測ることがないのです。
「アカツカさん、精神世界の楽な話に逃げるなよ!
金くらい儲けて、社員を幸せにしろよ。
それもやんないで、日本のことを語るなよ、見苦しい!」
カ・ネ・ク・ラ・イ・モ・ウ・ケ・テ・ク・ダ・サ・イ
もしも、自分が澤田さんほどのビジネスの才覚があって、能力が超越していたとしたら、きっと澤田さんのような生き方は出来ないように思えます。
ワシの機嫌をとってくれる人を周りにはべらし、やりたくないことはやらず、傲慢な天狗になってしまうことでしょう。
そもそも格下の相手に真剣にぶつかろうなんて、思いもしないでしょうね。
だって、面倒臭いじゃないですか。
ちっとも自分の得にならないもの。
日本男子ってのは、いちいち能書きを垂れるんじゃなくて、行動で、背中で生き様を示すんだと見せてくれる人。
ファミリーの仲間もそれぞれしっかり叱られてました。
伊O山さんも、細O猿さんも叱られてました。
人が叱られてるときは、ホッとするわ。
ま、次の瞬間、弾は飛んでくんねんけど。
それから、真夜中のCoCo壱番屋のチキンカツカレー5辛、これはキツイですな。
ヘコみました、53歳、ヤギと呼ばれる能書きおやぢ。
一日ぐらいブログ休んでもいいでしょうって、ちょっと思いつつ朝の近鉄電車、名古屋から津に戻る車内でiPad叩いているのです。
ひとつくらい澤田さんとの約束守りたいから。
日本男子として生きる道を歩きたいから。
窓の外には、入道雲、暑い一日になりそうです。