船井勝仁さん
そうだ、諸君、新しい時代はもう来たのだ。
この野原のなかにまもななく千人の天才がいっしょに、お互いに尊敬し合いながら、
めいめいの仕事をやっていくだろう。(宮沢賢治「ポラーノの広場」)
ずっと前から船井幸雄さんの本を読み続けています。
20年も前に作った会社の基本方針を
「信頼されること、それに応えること。
一、素直であること
一、プラス発想であること
一、勉強好きであること 」
と、したのも船井幸雄さんの影響です。
その息子さんである、勝仁さんとは、京都に在る中村菌さんでお出会いいただいていました。 ずううううっと前のことでした。
その後、再会したのは、なんと秋山木工の職人終了式のときのこと、不思議でした。
でも、もっと不思議なのは、勝仁さんが「赤塚社長、山元加津子さんの映画に出ておられましたね。」と覚えていてくださって、声をかけてくれたこと。
ワシは、人の事をその人のまわりのステイタスで評価する癖があります。
それだから、あの船井幸雄さんの息子、船井総研、本を出してる有名人・・・外側の評価で勝仁さんを見ていたようです。
去年の6月、初めて住環境の勉強会に出席した時、澤田升男というリーダーに出会いました。
そのときに船井勝仁さんもおられて、スピーチをされました。
素晴らしい講話で、さすがだなぁと思わされたのを覚えています。
住環境の勉強会には、いつも勝仁さんがおられました。
生体エネルギーのことだから、来ておられるのだろう・・・くらいに思っていました。
しかし、懇親会では、勝仁さん、常に澤田さんのそばにおり、酔っ払うと澤田さん以上に危険な匂いを醸し出していて、あれっと思ったのでした。
先日、澤田さんと東京で飲んでました。
いきなり澤田さん「カツヒト呼ぼう!!」って電話して、夜遅く・・「来られなかったら、俺がそっちにいくぞ」ってヤ◎ザですか(笑)
勝仁さん、やって来られて話しました。
勝仁さんも「赤塚さんが、澤田ファミリーのメンバーになるなんて信じられないですよ」って言ってました。
カラオケも行きました。 勝仁さんも歌いました。
いろんな話、いっぱいしました。
その日、真夜中にお別れするときの握手に込められた勝仁さんの命が好きだった。
帰ってすぐ、勝仁さんの本を取り寄せて読みました。
ビックリしました。 素晴らしい本でした。
ここ何年間に読んだ本のなかで、ここまで深く心に響いたものは無かったように思えます。
もう一度読みたいと思う本に出会うために、ワシは多くの本を読みます。
そんな本に出会えたとき、善き友との出会いのような嬉しさがあるのが、読書の醍醐味でしょうか。
澤田リーダーは、一切人を外側で評価しません。
ときどき行儀の悪い、やんちゃなリーダーですが、人であれモノであれ本質を見抜き、価値を見出す天才です。
「俺は、勝仁が大好きだよ、こいつ魂あるもん、心あるもん」 酔うにつれ勝仁さんに触る澤田リーダーはホモかと思ってしまいそうでしたが、そうではなかったのですわ。
船井勝仁さんが、新しい時代を導く、紛れも無いリーダーだからだとようやくわかったのです、ワシ。