霊力のある果物
2012.08.16
マホちゃん先生のブログに桃のことが書かれてました。
ホンマに今年は、桃がさずかる年です、ワシに似てマホちゃん先生も桃が大好きでよかった。
古事記で、イザナギが亡くなったイザナミを探し求めて黄泉の国まで訪ねていったとき、「みるな」の禁を破ったイザナギは腐りウジがわく変わり果てたイザナミの姿に驚いて、現世に逃げ帰ろうとします。
醜女らに追われるイザナギは、櫛の歯を折って投げたり、髪飾りを投げたりします
それらが、竹の子や山葡萄に変わって、醜女らがそれを食べている間に逃げるのです
そして、黄泉の国と現世の境に生えていた桃の実を3個投げて鬼を追い払うのですが、桃にこう言うのです
「おまえ、桃の実よ、私を助けたと同じように、この世に生きるあらゆる人々が、苦しみに流されて、悩み事に呆然となる時に助けてやってくれ」と。
そして、桃に「オホカムヅミノミコト」と名を授けたのです
桃太郎が、桃から生まれて鬼退治をする物語も、ここに原点があるのですね
夏休みの良いこの皆さん、神話を読みましょうね。
日本の歴史を、年号といった記号で覚えるのではなく、民族の物語として魂に刻んでゆきたいものです。
このおじさんみたいに、変な実験ばかりしてると全体が見えなくなって、肝心なことがわからなくなっちゃいますからね
気をつけましょうね、よいこのみなさん