新しい出会いが、実を結ぶとき
kさま、ご契約をいただきました。
4月29日、新聞折込のチラシを見て、セミナーに参加してくださいました。
体感ツアー、Oさま邸の構造見学にもご参加くださいました。
それまでは、同じ町に住んでいながら見知らぬ人。
人と人とが出会うのは、目的やいきさつを超えて、目に見えない力が働いているのだと思えてなりません。
それを「運命」と呼んでいいのかはわかりません。
だけど、「偶然」という言葉より、少し強いのかも知れませんね。
永く住まれた家を解体し、新しい家を建てる。
人生を懸けた大きな投資をして、住まいを持つ。
ワシは、これまで25年間、営業に走り回り、「契約してください」と懇願してきました。
技術系でないワシは、モノを売るしか能がなかったのです。
しかも、子供の頃からケンカで勝ったことのない軟弱な文系男子は、学歴や能書きでショボい武装して、どうしたらケンカに負けないか考えました。
マトモな頭の持ち主なら、毎秒毎秒命懸けで仕事して、結果出して自信に変えてゆくのでしょうが、ちょっと足りないワシは、ケンカに負けないコツはケンカしないこと!と決めて誰もやってないことばかりやってきました。アホですね~
地方では、誰もやったことのなかった定期借地権もそうですね。
ロサンゼルスのデザイナーのプランを買ってもらうシステムも差別化のためでした。
平面図・立面図だけで一万ドル支払ってアメリカの一流デザイナーに描いてもらっていました。
ランドスケープ(景観図面)は、別途5000ドルです。
それだけ先に払ってくれたお客様は、もう他社との競合あり得ません。
ところが、10年ほど前に、一件だけ15000ドル支払ってくださったのに、そこまでで終わってしまった方がありました。桑名の方でした。
不思議でした。
でも、その謎が今年になって解けました。
澤田さんだったのです。澤田さんが、そのSさまと15分話して、それまでのワシの2年間の営業は、ひっくり返されたのでした。
すごくカッコいいデザインで、Sさまも大喜びしてくれてましたのに。
ショックでしたね。 何度も何度も関係を修復に、桑名まで走りました。
だけど、ダメでした。
今となればよくわかります。
ワシが届けたのは幻想、澤田さんが伝えたのは価値。
比べるまでもありません。
様々な経験を通り、一瞬早すぎず一瞬遅すぎず、完璧なタイミングで澤田ファミリーの一員とさせていただくことになりました。
契約してください、と懇願する世界から、契約させてください、とお願いされる世界に入れられました。
「神様が宿る家」という比類なき商品を与えられたからです。
すべてのお客様が、我が社に来てくださいます。
夜討ち朝駆けなどという、エネルギーと時間と心の無駄遣いをしなくてもよくなりました。
Kさま澤田さんのプロデュースの図面、一発で気に入ってくださいました。
天才、清水かおりさんのおかげです。
しかも、コストはお客様無料、ワシは、ロスのデザイナーの数十分の一。
感謝の気持ち、決して忘れてはなりませんね。
ワシにとっては、毎日ブログを書くこと。このことが、感謝を忘れない一つの儀式とも言えましょうか。
そして、かけがえのないお客様との絆でもあるのです。