縁は粋なものですね
マホちゃん先生が、英語学校のマネージャーを辞めたそうです。
すわ、赤塚建設入社か、と思いきや、学校に入って製図の勉強をしたいと言います。
へーーーと聞けば、その学校は近江八幡にあるそうな。
近江八幡といえば、世直しグランプリナンバーワン、大ベストセラー作家、B級グルメ王のこの方がおられるではありませんか。
マホちゃん先生と出かけて、赤福を手土産にアパートの手配やら、バイトさせて~やらお願いしてきました。
半年間の勉強とのことですが、建築のことに興味を持ってくれたのは嬉しいバカ親であります。
それも「神様が宿る家」のおかげです。
この家が、本当にすごいものだと思ってくれたのだと思います。
魅力ある仕事をしていると、マホちゃん先生が感じてくれたのでしょうね。
仕事を継いで欲しいとか、会社に入れなんてひと言も言ったことありませんが、「神様が宿る家」を広めたいと思えたのでしょう。
澤田リーダーのすごさにちょっぴり気付いたのかも知れません。
さて、近江八幡を後にして、名古屋に走り、懐かしい仲間たちと再会。
ココ壱番の創業者、宗次さんが栄に作ってくれたコンサートホール「宗次ホール」
宗次さんもおられましたわ。
澤田ファミリー夜中に5辛のカレーを食べてることは、言いませんでしたけど・・・
中澤きみこさんのコンサートです。
御主人の中澤宗幸さんは、あの奇蹟のバイオリン「ヒデオ・イトカワ号」を仕上げたバイオリン作りの名手。
クラッシックなどわからないワシですが、きみこさんのバイオリンは好きです。
本当に気持ちいい音色なのです。
ストラディ・バリウスという、きみこさんが弾いているバイオリンは、3億円とも5億円とも言われますが、天上界からの音楽のようで深い眠りに誘われます。
あっという間のコンサートでありました。
ワシ、寝てへんよ、潜在意識で聴いてたの。
それから、アンコールのアベマリア。
シューベルトの名曲を奏でたバイオリンは、ストラディ・バリウスではありませんでした。
あの震災で流されていった流木。
それも、家屋に使われていた床柱や、背の丈を刻んだ柱を宗幸さん、バイオリンにしてくれました。
その木が響かせる音楽は、心の奥に届き、大切な何かを思い出させてくれたように思えます。
糸川英夫博士の元で、ともに学んだ仲間たちが久しぶりに顔を合わせました。
どんなに永く御無沙汰をしてても、一目会うとあの頃に戻れる。
お金に換えられない、大切な財産です。
出会いと別れを繰り返しながら、人生という旅路は続いてゆきます。
縁あって花が咲き
恩あって実を結ぶ
縁は粋なものですね。 安心し、心許せる友達。
生きてることのなつかしさに、胸が熱くなります。