赤塚高仁ブログ

縁は粋なものですね

2012.09.03

  マホちゃん先生が、英語学校のマネージャーを辞めたそうです。

すわ、赤塚建設入社か、と思いきや、学校に入って製図の勉強をしたいと言います。

へーーーと聞けば、その学校は近江八幡にあるそうな。

 

近江八幡といえば、世直しグランプリナンバーワン、大ベストセラー作家、B級グルメ王のこの方がおられるではありませんか。

マホちゃん先生と出かけて、赤福を手土産にアパートの手配やら、バイトさせて~やらお願いしてきました。

半年間の勉強とのことですが、建築のことに興味を持ってくれたのは嬉しいバカ親であります。

それも「神様が宿る家」のおかげです。

この家が、本当にすごいものだと思ってくれたのだと思います。

魅力ある仕事をしていると、マホちゃん先生が感じてくれたのでしょうね。

仕事を継いで欲しいとか、会社に入れなんてひと言も言ったことありませんが、「神様が宿る家」を広めたいと思えたのでしょう。

澤田リーダーのすごさにちょっぴり気付いたのかも知れません。

 

  さて、近江八幡を後にして、名古屋に走り、懐かしい仲間たちと再会。

ココ壱番の創業者、宗次さんが栄に作ってくれたコンサートホール「宗次ホール」

宗次さんもおられましたわ。

澤田ファミリー夜中に5辛のカレーを食べてることは、言いませんでしたけど・・・

中澤きみこさんのコンサートです。

御主人の中澤宗幸さんは、あの奇蹟のバイオリン「ヒデオ・イトカワ号」を仕上げたバイオリン作りの名手。

クラッシックなどわからないワシですが、きみこさんのバイオリンは好きです。

本当に気持ちいい音色なのです。

ストラディ・バリウスという、きみこさんが弾いているバイオリンは、3億円とも5億円とも言われますが、天上界からの音楽のようで深い眠りに誘われます。

あっという間のコンサートでありました。

ワシ、寝てへんよ、潜在意識で聴いてたの。

それから、アンコールのアベマリア。

シューベルトの名曲を奏でたバイオリンは、ストラディ・バリウスではありませんでした。

あの震災で流されていった流木。

それも、家屋に使われていた床柱や、背の丈を刻んだ柱を宗幸さん、バイオリンにしてくれました。

その木が響かせる音楽は、心の奥に届き、大切な何かを思い出させてくれたように思えます。

 

糸川英夫博士の元で、ともに学んだ仲間たちが久しぶりに顔を合わせました。

どんなに永く御無沙汰をしてても、一目会うとあの頃に戻れる。

お金に換えられない、大切な財産です。

 

  出会いと別れを繰り返しながら、人生という旅路は続いてゆきます。

 縁あって花が咲き

       恩あって実を結ぶ

 縁は粋なものですね。 安心し、心許せる友達。  

生きてることのなつかしさに、胸が熱くなります。

 

 

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