ポイントは「謙虚」と「感謝」
船井勝仁さんの「失敗から学ぶ」
何度目か、読んでいます。
より多くの苦労に直面している人は、それだけ大きな役割を担ってこの世に生まれてきた人だと私は思っています。
そうした人こそ、これからくる新しい時代のリーダーになるべき人です。
リーダーになるための一番大事なポイント、それは「謙虚」であることです。
これからの時代の新しいリーダーには、何よりも謙虚さが求められます。
謙虚さを無くしてしまうと、その人の存在価値そのものがなくなるような世の中になってきました。
どんなに大きなことをやり遂げても、それは周りのみんなのおかげであることをわかっていて、感謝する気持ちをいつも忘れずにいることが大切です。
世の中は大きく変わってきており、これからは新しい仕組みの中で生きていかなければなりません。
うまくいかない、苦労ばかりしているとあなたは悩んでいるかもしれませんが、それもある意味では当然なのです。
なぜなら、いま学校や会社を運営しているのは、新しい時代に対応できない古いタイプのリーダーたちだからです。
いまの大人たちの中でも本当に大事な役割を果たしている人は、見えないところでとんでもない苦労をしてきたひとがほとんどだと思います。
謙虚であることは、これからのリーダーにとって大事な条件ですが、謙虚なだけではリーダーになれません。
まず、自分自身で、リーダーになることを決心しなければなりません。
それは、「自分の意志で、自分の人生をつかみとるのだ」という決意表明でもあります。
人の上にたって命令したり、有無を言わせず人を従わせるのがリーダーだと思っているかもしれませんが、それは古い考え方です。
あくまでも謙虚さを忘れず、自分の人生を自分が主人公として生きている人、それがこれからのリーダーの姿だとおもいます。
何度も読みたくなる本と出会うことができたら、すばらしいことですね?
勝仁さんのこの本、 実にいい本です!!