歌い続けることが生きること
2012.09.06
移動中のJALの機内誌に、矢沢永吉さんのインタビューが載ってました。
今年、デビュー40周年を迎え、63歳の永ちゃん。
5月に地上350メートル、スカイツリーでのライブ。
9月1日には、日産スタジアムで65000人を動員するライブ。
年末には、5日連続の武道館公演。
ちなみに日本人ロックミュージシャンで初めて武道館公演をしたのが、1977年。
なんとこれまで116回の武道館公演は、最多記録だそうです。
65000人を動員する日産スタジアムでのライブに向けて、こんな風に語っておられます。
「6月くらいから歌詞を頭に叩き込んでいくんです。
一ヶ月で30曲を完璧に頭に入れる。あとはもう体力と精神力。
その勝負です。
このくらいの年になってくると、そりゃもういろんな意味でギリギリなんですよ。
でもね、そのギリギリ感が今度は逆にセクシーに見えるかもって思ったりね」
60歳を過ぎてステージで飛んだり跳ねたりするのは大変でしょうと聞かれて
「やっぱり、歌しかやってこなかったわけだから、それを取りあげられたら何が残るんだい、って感じなんでしょうね。
歌い続けることが生きることだと思っているんです」
ひと言ひと言がとにかくカッコいい。
ヒーローにならなきゃいけません。 せっかく生まれてこさせていただいたのだから。
目標と言うよりも、憧れの方が、ほんの少し強いような気がしませんか?