日本の家はなぜ25年しかもたないのか?
愛工房の伊藤社長が届けてくださった本を読んでいます。
「日本の家はなぜ25年しかもたないのか? 船瀬俊介著」
ワシらのリーダー澤田さんから聞かされていることが書かれています。
まえがきを紹介しましょう。
・・・・頭にたたきこんでほしい。建築家は胸に刻んでほしい。
塩ビクロスこそ日本の住宅を「腐らせる」元凶なのだ。 塩ビクロスを貼るから、日本の住宅は「腐る」。
もののみごとに「腐る」。だから短命である。
もうひとつ。 日本の住宅を腐らせる犯人をあげておこう。
それはグラスウール断熱材である。
まず、塩ビクロスを内装に貼る。すると、家の室内は密閉空間となる。
内外の温度差は、そのまま湿度差となる。塩ビクロスは空気も湿気も遮断する。
よって境界面で「結露」が起きる。
住宅の多くは断熱材にグラスウールを詰め込んでいる。
グラスウール繊維は、「結露」の水分を吸う。すると、繊維間に表面張力がはたらく。水を吸着して放さない。
こうしてグラスウール断熱材は無限に「結露」水を吸い続ける。
水分を吸ってグッショリ濡れたクラスウールは、その重さで壁内で折れたたむ形で沈降してゆく。
もはや断熱材の用はまったくなさない。
しかし、壁の中のことなので、住民はまったく気付かない。
だが、断熱材が沈下しているので、耐えきれない寒さや暑さだけは体感できる。
たっぷり吸った結露水にカビ、腐朽菌が大繁殖して真っ黒けになる。
ビッシリ産み付けられた何万ものゴキブリの卵が目撃されたこともある。
・・・・・
住宅が産業になってしまった世界唯一の国、日本。
住宅は、文化です。
本当のことが、伝わっていきますようにと祈りつつ、「神様が宿る家」建てさせていただきます。
世界で一番歴史があって、世界で一番美しい国
豊かさを命懸けで手に入れてくださった先輩方。
でも、世界で指折りの豊かな国になったのに、住宅は世界に通用しない立派な仮設住宅。
そろそろ、目を覚ましませんか、ハウスメーカー様の洗脳(マインドコントロール)から。
もういいかげんに人民服を脱いで、素敵な自分に会ってみませんか
二度とない人生だから